個別株で200万円超の含み損を経験した薬剤師の失敗談と学び

私はNISAを満額でインデックス投資に充てながら、特定口座で個別株も運用しています。 結論から言うと、個別株ではかなり失敗しています。 知識ゼロのまま始めた 投資を始めた頃、「早く始めたほうがいい」という焦りだけがありました。 チャートの読み方も、企業分析の仕方も、ほとんど知らないまま米国株を買っていました。選んだ理由は「なんとなく有名そうな企業だから」。今思えば、最も危険な買い方です。 含み損200万円超を経験した イラン情勢が悪化したタイミングで、保有していた銘柄が一気に下落しました。 状況 内容 きっかけ 地政学リスクの高まりによる市場下落 最大下落率 保有銘柄で最大−35%超 最大含み損 200万円超 精神的影響 ポートフォリオを見るのが怖くなった 見ているだけで気分が落ち込む日もありました。「なぜこの株を買ったんだろう」と後悔する日々でした。 含み損を抱えたときの判断 含み損を抱えたとき、一番難しいのは「売るか、持ち続けるか」の判断です。 「このまま下がり続けるのか」「待てば戻るのか」が全くわかりません。 そのとき、ひとつの考え方に落ち着きました。 「売るときにプラスならいい。短期の変動に振り回されない」 長期で持ち続けることを決め、売らずに保有し続けました。 インデックス投資が「保険」になった 個別株が大きくマイナスだった時期も、NISAのインデックス投資はプラスを維持していました。 これが精神的な支えになりました。「個別株は失敗しているけど、インデックスは育っている」という安心感があったからこそ、パニック売りせずに済みました。 インデックス投資を軸に据えてから個別株を始めることの重要性を、失敗を通じて実感しました。 → 新NISAで何を買う?薬剤師がオルカンを選んだ理由 最近ようやくトータルプラスへ 紆余曲折ありましたが、最近になってようやくトータルでプラスに転じました。 時間が解決してくれた部分も大きく、「長期投資は時間を味方にする」という原則を体感しました。 失敗して得たもの 個別株で失敗したことで、逆に得たものもあります。 ニュースが「自分ごと」になった:保有銘柄に関わるニュースを真剣に読むようになった 世界情勢への関心が高まった:地政学・金融政策が株価に直結することを学んだ 企業と社会のつながりが見えた:薬局で扱う薬と製薬会社の株が繋がった 投資は「お金を増やす手段」であると同時に、**「視野を広げる勉強の場」**になっています。 → 医療現場から見る製薬株|マンジャロが広がる現場で感じること 個別株を始めるならインデックスが安定してから 失敗を経験した今、同じように投資を始めたい薬剤師の方に伝えたいことがあります。 まずNISAでインデックス投資を始める 積立設定を完了させ、自動で動かす 余裕資金が出てきたら個別株に少額チャレンジ 個別株は楽しいですが、精神的なコストも大きいです。インデックスを軸に据えてから始めるのが、長く続けるコツだと感じています。 薬剤師でも投資が必要な理由|安定職でもお金の不安が消えなかった話 貯金だけでいいの?薬剤師がNISAを始めた理由と最初にやったこと SP500とオルカン、どっちがいい?薬剤師が比較した結果 薬剤師が投資を始めるなら何から?口座開設からNISAスタートまでの手順

April 18, 2026 · 1 min

製薬株への投資を薬剤師視点で考える|マンジャロ普及の現場から

現場でマンジャロの処方が増えています。 糖尿病治療薬として登場したこの薬が、今や体重管理目的でも注目されています。SNSをきっかけに受診する患者さんも増え、医療現場の雰囲気が変わってきています。 → マンジャロの効果と副作用|薬剤師が現場目線でリアルに解説 「現場で効く」と「株価が上がる」は別の話 薬剤師として「この薬は本当によく効く」という実感があります。血糖値の改善、体重の減少、患者さんの意欲の変化——目に見える効果が出ています。 では、Eli Lilly(イーライリリー)の株を買うべきか? そう単純ではないと思っています。 理由は、医療現場と株価の時間軸がずれているからです。 視点 特徴 医療現場 安全性・エビデンスを優先。普及に時間がかかる 株価 「未来の成長」を先取りして動く 医療は安全性とエビデンスを優先するため、新しい薬が普及するには時間がかかります。でも株価は「未来の成長」を先取りして動きます。 現場で「広まってきた」と感じた頃には、すでに株価に織り込まれていることがほとんどです。 製薬株に潜むリスク 製薬企業への投資は、一見「医療の専門家なら有利」に見えますが、決して安定した業種ではありません。 治験の失敗で株価が急落することがある 特許切れ後はジェネリック薬に市場を奪われる 競合薬の登場で一気に優位性が失われることも 薬価改定により収益構造が変わることがある 効果が確実に出ている薬でも、株価として報われるかどうかは別の話です。 医療知識は「ヒント」にはなる とはいえ、医療現場の知識は投資を考えるうえでの「ヒント」にはなります。 たとえば、こんな気づきが投資のアンテナになります。 「この薬、最近処方数が急増している」 「この治療薬、患者さんの評判がとても良い」 「この適応症、今後患者数が増えそう」 こうした現場感覚は、一般の投資家が持ちにくい視点です。ただし、それだけで投資判断をするのは危険で、財務・競合・パイプラインなど多角的な分析が必要です。 私のスタンス:集中投資はしない 現在の私のスタンスは、製薬株は「興味のある銘柄を少額だけ持つ」程度です。 過度な期待には乗らない 集中投資はしない 個別株はポートフォリオの一部に留める メインはNISAでのインデックス投資です。個別株で楽しみながら、インデックスで安定を確保するというバランスを取っています。 → 個別株で失敗ばかりの薬剤師の話 → SP500とオルカン、どっちがいい?薬剤師が比較した結果 まとめ 医療現場の知識は投資の「ヒント」になりますが、それだけで製薬株に集中投資するのはリスクが高いです。現場感覚を活かしつつも、インデックス投資を軸に、個別株は少額でリスクを抑えながら楽しむスタンスが現実的だと感じています。 薬剤師でも投資が必要な理由|安定職でもお金の不安が消えなかった話 新NISAで何を買う?薬剤師がオルカンを選んだ理由 薬剤師が投資に興味を持ちやすい3つの理由【資産形成との相性を解説】

April 17, 2026 · 1 min