昇給が反映された7月の収入を喜ぶ薬剤師コムギ

月収96万円【2026年7月の収入公開】ベースアップ評価料が反映された月

以前からお伝えしている通り、毎月の収入を公開していきます。 掛け持ち薬剤師の数字として参考にしてもらえたら嬉しいです。 7月の収入内訳 まずは結果から。 A薬局:451,067円 B薬局:184,500円 C薬局:328,000円 7月合計:963,567円 先月は賞与を含む過去最高月収でしたが、今月は賞与のない通常月です。それでも90万円台を維持できました。 B・C薬局で昇給が反映されました 以前の記事でもお伝えしていた通り、今月から調剤ベースアップ評価料がB薬局・C薬局の給与に反映され、昇給しました。 調剤報酬改定によって新設されたこの評価料は、薬局スタッフの賃上げを目的としたものです。制度として整備されたことが、実際の給与という形で自分の手元に届く。これはなかなか感慨深いものがありました。 しかもこの評価料は段階的に引き上げられる予定になっています。処方箋の受付1回につき2026年6月からは4点、2027年6月からは8点。単純にそのまま給与に反映されるとは限りませんが、来年またもう一段の余地があるということです。 もっとも、調剤報酬改定の記事にも書いたとおり、報酬が上がる=自分の給料が上がる、ではありません。改定で入ってきたお金をどう配分するかは各薬局の判断です。今回それがきちんと給与に届いたことは、勤め先への信頼にもつながりました。 なお、A薬局の昇給は4月の収入公開の時点で反映済みです。3つの薬局で時期がずれながら、ひと通り昇給が行き渡ったことになります。 勤務シフトにも変化がありました 今月はもうひとつ変化がありました。当初の予定よりB薬局の勤務が減り、C薬局の勤務が増えたのです。 理由は、C薬局で他のスタッフの勤務が急遽難しくなり、その代わりとして私がB薬局からC薬局にシフトを変えた日があったためです。掛け持ちをしていると、こうした急な調整をお願いされることもあります。 その分、先月より疲労は強くなってしまいました。ただ、昇給も重なったこともあり、価値のある給与所得になったと感じています。 内訳を見るとB薬局が184,500円、C薬局が328,000円。昇給しているのにB薬局が先月より下がっているのは、この勤務日数の入れ替わりが理由です。掛け持ちの月収は、時給だけでなくシフトの動きでも変わります。 年収1,000万への進捗 7月合計は963,567円。 月平均約83万円が年収1,000万の目安なので、今月も上回ることができました。昇給の効果と、勤務調整に応じたことの両方が反映された結果です。 1月からの累計は6,111,336円。7か月の月平均は約873,000円になりました。 残り5か月で1,000万円に届かせるには、あと3,888,664円。月平均約77.8万円のペースです。ここまでの平均を下回る水準なので、大きく崩れなければ射程に入っています。とはいえ11月・12月は稼働日数が読みにくいので、油断せず記録を続けます。 これまでの収入推移(1月〜7月) 月 合計収入 トピック 1月 657,392円 年末年始で稼働少なめ 2月 842,319円 A薬局の稼働増 3月 875,518円 学校薬剤師の報酬が加算 4月 726,694円 A薬局の昇給が反映 5月 833,278円 C薬局スタート 6月 1,212,568円 過去最高・C薬局本格稼働+夏の賞与 7月 963,567円 B・C薬局の昇給が反映+シフト調整 まとめ 7月はベースアップ評価料の反映という制度面の変化と、シフト調整という現場ならではの変化が重なった月でした。疲労はありましたが、それに見合う結果がついてきたことは素直に嬉しく思います。 制度が変わっても、それが自分の給与明細に届くかどうかは職場次第。だからこそ、届いた月のことはきちんと記録しておきたいと思いました。 来月もまた収入を公開していきます。引き続き見守っていただけたら嬉しいです。 📊 掛け持ちの確定申告に ▶ マネーフォワード クラウド確定申告 掛け持ちや副業の収入は確定申告が必要。マネーフォワードなら申告書を自動作成できて初心者でも安心。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

September 9, 2026 · 1 min
電卓とノートで調剤報酬改定の影響を計算するコムギ

2026年調剤報酬改定で薬剤師の年収はどうなる?掛け持ち薬剤師が注目している3つの変化

2026年6月、調剤報酬改定が施行されました。 調剤報酬は、薬局の売上のおおもと。つまり私たち薬剤師の給料の原資です。 制度の細かい点数の話は専門メディアに譲るとして、この記事では「現場の薬剤師の年収と働き方にどう効いてくるか」に絞って、複数の薬局を掛け持ちしている立場から注目している3つの変化を書きます。 変化①:賃上げの財源はできた。でも自動では上がらない 今回の改定は「物価・賃金への対応」が大きなテーマで、薬剤師の賃上げを後押しする内容が盛り込まれました。 ただ、ここで大事なのは—— 報酬が上がる = 自分の給料が上がる、ではないということ。 改定で入ってくるお金をどう配分するかは、各薬局・各会社の判断です。実際、過去の改定でも「原資はあるのに給料に反映されない」という声は珍しくありませんでした。 だからこそ、私は自分の時給・給料が世間の相場とズレていないかを定期的に確認するようにしています。 改定の年は、各社の給与テーブルや求人時給が動きやすいタイミング。自分の市場価値を見直すにはいい機会だと思います。 変化②:かかりつけ薬剤師は「実績重視」へ これまでの「かかりつけ薬剤師指導料」は廃止され、評価のかたちが変わりました。 ざっくり言うと、「かかりつけになっている」ことへの包括的な評価から、「実際に何をしたか」の実績への評価へという転換です。フォローアップや在宅対応など、行動した分が評価される方向になりました。 薬剤師個人のキャリアで見ると、これは結構大きな話だと思っています。 服薬フォロー、在宅、対人業務の経験がある人の市場価値が上がる 逆に「処方箋をさばくだけ」の働き方は、評価の面でどんどん苦しくなる 掛け持ちで複数の職場を見ていると、薬局によって対人業務への力の入れ方は本当にバラバラです。どの職場で何の経験を積むかを意識して選ぶことが、これからの年収戦略に直結すると感じています。 変化③:門前依存への圧力——職場の「立地」がリスクになる時代 今回の改定では、特定の医療機関に依存した「門前薬局」への評価がさらに厳しくなりました。 これは働く側から見ると、「職場の売上構造」が自分の雇用の安定に関わるということです。 処方箋の集中率が高い薬局は、今後も改定のたびに逆風を受けやすい。一方で、地域の複数の医療機関から処方箋を受け、在宅にも取り組む薬局は評価される流れです。 私が掛け持ちという働き方を選んでいる理由のひとつは、まさにここにあります。 収入源がひとつの職場に依存しないこと。 勤め先の経営が傾いても、処方元の病院が移転しても、収入がゼロにはならない。制度がこれだけ動く業界だからこそ、職場の分散はそのままリスク分散になると考えています。 で、私はどうするか 3つの変化を踏まえて、私がやること・やっていることです。 時給・給料の相場チェック。改定後の求人相場を眺めて、自分の条件と比べる(転職しなくても、知っておくだけで交渉材料になります) 対人業務の経験を意識して積む。フォローアップや在宅の経験は、どの職場でも通用する「持ち運べるスキル」 掛け持ちを続ける。ひとつの職場・ひとつの制度に人生を預けない 改定そのものに一喜一憂するより、「制度が変わっても困らない状態」を作っておく。結局これがいちばんの防御だと思っています。 まとめ 2026年6月施行の調剤報酬改定は賃上げ対応がテーマ。ただし給料に反映されるかは職場次第——相場チェックの好機 かかりつけ薬剤師は実績重視の評価へ。対人業務・在宅の経験が市場価値になる 門前依存への圧力で、職場の売上構造が雇用リスクに。掛け持ちはそのままリスク分散になる やることは、相場を知る・スキルを持ち運べる形で積む・収入源を分散する。この3つ 薬剤師の働き方も、投資と同じで「分散」が効くと思っています。 制度改定の年こそ、自分の働き方を棚卸しするチャンスです。 ※本記事は執筆時点の情報と私個人の理解・考えをまとめたものです。点数・算定要件の正確な情報は厚生労働省・日本薬剤師会の公式資料をご確認ください。 💊 時給・給料の相場チェックに ▶ ファルマスタッフ 派遣・パート求人が豊富。改定後の時給相場を眺めるだけでも、自分の市場価値の目安になります。 ▶ セルワーク薬剤師 求人数が多く、まず相場を知りたいときに便利。掛け持ち先探しの選択肢にも。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

August 2, 2026 · 1 min