お盆の薬局で調剤する薬剤師コムギ

お盆も働いてみました|初めてお盆に薬局を開けて分かったこと

医療機関は、お盆を休みにするところが多いと思います。 私自身、薬剤師として働いてきて、お盆に出勤したことは一度もありませんでした。 それが今年、初めてお盆に働きました。掛け持ち先のC薬局です。 なぜお盆に開けることになったのか 理由はシンプルで、C薬局の門前の病院が、お盆も診療する方針の病院だったからです。 病院が開いていれば、処方箋は出ます。処方箋が出るなら、薬局も開けなければいけません。 そういうわけで、人生で初めてのお盆出勤が決まりました。 正直なところ、始まる前は「そんなに患者さんは来ないだろう」と思っていました。世の中が休みなのだから、病院も静かなのではないか、と。 その予想は、半分外れました。 思ったより、患者さんがいました ふたを開けてみると、受診される方はそれなりにいらっしゃいました。 来られる方は、大きく2つに分かれていたように思います。 ひとつは、急に具合が悪くなった方 コロナ、風邪、熱中症。この時期らしい顔ぶれです。新しく来られる患者さんも、ちらほらいらっしゃいました。 こういう方は、普段は別の病院をかかりつけにしていることが多いです。でもお盆でそこが閉まっている。だから、開いている病院を探して来られたわけです。 具合が悪いのに、まず「どこが開いているか」を調べるところから始めなければいけない。考えてみると、なかなか大変なことだと思います。 もうひとつは、お盆だから来られた方 こちらは逆です。 普段から飲んでいる定期薬を、お盆休みを使って受診しに来られた方。仕事があると平日の日中に病院へ行くのは難しいですから、まとまった休みは受診のチャンスでもあるんですね。 そしてもう一組、印象に残ったのがご家族の送り迎えで来られた高齢の患者さんです。 働き盛りの娘さんや息子さん、お孫さんが帰省していて、その車で連れてきてもらう。普段は「足がない」から通院しづらい方が、お盆だからこそ受診できる。 お盆に病院が開いているというのは、こういう方にとっては大きいのだと知りました。 逆に、いなかった方 一方で、普段はいるのに今回はいなかった方もいます。 夕方の、仕事終わりの駆け込み受診です。 言われてみれば当たり前なのですが、世の中が休みだと、来局される時間帯そのものが変わります。夕方に慌ただしくなる、あの感じがありませんでした。 裏側で起きていたこと|卸が休み さて、患者さんから見える部分はここまでです。 ここからは、薬局の裏側の話をします。お盆の一番の問題は、医薬品の卸業者さんが営業していないことでした。 普段であれば、在庫が足りない薬があっても、卸さんに連絡すればその日のうちに持ってきてくれます。これは本当にありがたい仕組みで、薬局はこの前提の上に成り立っていると言ってもいいくらいです。 お盆は、それができません。 もちろん、あらかじめ想定はしていました。この時期は在庫を厚めにして備えていました。 それでも、在庫切れは出ました。 対応としては、系列の店舗から小分けしてもらうかたちでしのぎました。同じグループの薬局に「この薬、少し分けてもらえませんか」とお願いして回すわけです。 足りないとき、どう渡すか 在庫が足りないとき、患者さんへの渡し方も普段とは変わります。 今回とった方法は、お盆明けまで足りる分だけをお渡しして、残りはお盆明けに取りに来ていただくというものでした。 なぜ全部お渡ししないのか。理由があります。 その後、別の患者さんに同じ薬が処方されるかもしれないからです。 最初に来た方にまとめてお渡ししてしまうと、次に同じ薬が必要な方が来られたときに、何もお渡しできなくなってしまいます。卸が動いていない以上、その日のうちに補充することもできません。 だから、渡すのは最低限にする。お盆が明けるまでの分だけ確保していただいて、残りは後日。 患者さんには二度足を運んでいただくことになるので、申し訳なさはあります。それでも、目の前の一人にすべて渡して次の人に何も渡せなくなるより、全員に必要な分が行き渡るほうを選ぶ。そういう判断でした。 薬局が開いているということは、その裏側で誰かが在庫をやりくりしているということでもあるのだと、あらためて思いました。 時間に余裕があったから、聞けた話 もうひとつ、書いておきたいことがあります。 お盆の勤務は、普段よりも時間に余裕がありました。夕方の駆け込みがない分、流れが穏やかだったのだと思います。 その余裕のおかげで、患者さんと少しお話をすることができました。 そのなかで、戦争を体験された92歳の女性とお話しする機会がありました。 どんな話をしたかは、ここには詳しく書きません。ただ、その方の言葉を聞きながら、いま自分が置かれている状況のありがたさを、静かに考えていました。 お盆に働くことになって、そうでなければ会わなかった方と、そうでなければ持てなかった時間を持った。そういうことも、あるんですね。 また働きたいと思いました 3日間を終えての結論を書きます。 また働きたいと思いました。 理由はいくつかあります。 ひとつは、他のスタッフのなかにも休みたい人がいるということ。私が出られるなら、出たい。困ったときはお互い様というのは、いつも思っていることです。 もうひとつは、意外なところですが移動が楽だったことです。 C薬局は遠方にあるので、勤務のたびに長距離を運転しています。この移動の負担は、掛け持ちを続けるうえでずっと考えてきたことでした。 それがお盆は、道路が空いていました。朝の通勤ラッシュもありません。同じ距離を走っているのに、体の疲れがまったく違いました。 ただし、いいことばかりでもありません。 お盆や夏休みの時期は、ホテル代が上がります。 C薬局の勤務は宿泊を伴うので、宿泊費はいつもより嵩みました。 それでも、これは必要経費だと思っています。運転が片道になるだけで疲労はまったく違いますし、その差はお金には代えられません。 まとめ|お盆に薬局を開けるということ 初めてのお盆出勤で分かったことを、まとめます。 患者さんは思ったよりいる。ただし顔ぶれは変わる(急患・お盆だから受診できる人・家族の送り迎えで来られる人) 夕方の駆け込み受診はない。世の中が休みだと、来局の時間帯そのものが動く 一番大変なのは卸が休みなこと。在庫を厚くしても在庫切れは出るので、系列店から小分けしてもらって対応する 足りない薬は、お盆明けまでの分だけ渡す。次に来る人の分を残すため 移動は楽。ただし宿泊費は上がる お盆に開いている医療機関があることを、これまでは「ありがたいですね」くらいにしか思っていませんでした。 ...

August 23, 2026 · 1 min
電卓とノートで調剤報酬改定の影響を計算するコムギ

2026年調剤報酬改定で薬剤師の年収はどうなる?掛け持ち薬剤師が注目している3つの変化

2026年6月、調剤報酬改定が施行されました。 調剤報酬は、薬局の売上のおおもと。つまり私たち薬剤師の給料の原資です。 制度の細かい点数の話は専門メディアに譲るとして、この記事では「現場の薬剤師の年収と働き方にどう効いてくるか」に絞って、複数の薬局を掛け持ちしている立場から注目している3つの変化を書きます。 変化①:賃上げの財源はできた。でも自動では上がらない 今回の改定は「物価・賃金への対応」が大きなテーマで、薬剤師の賃上げを後押しする内容が盛り込まれました。 ただ、ここで大事なのは—— 報酬が上がる = 自分の給料が上がる、ではないということ。 改定で入ってくるお金をどう配分するかは、各薬局・各会社の判断です。実際、過去の改定でも「原資はあるのに給料に反映されない」という声は珍しくありませんでした。 だからこそ、私は自分の時給・給料が世間の相場とズレていないかを定期的に確認するようにしています。 改定の年は、各社の給与テーブルや求人時給が動きやすいタイミング。自分の市場価値を見直すにはいい機会だと思います。 変化②:かかりつけ薬剤師は「実績重視」へ これまでの「かかりつけ薬剤師指導料」は廃止され、評価のかたちが変わりました。 ざっくり言うと、「かかりつけになっている」ことへの包括的な評価から、「実際に何をしたか」の実績への評価へという転換です。フォローアップや在宅対応など、行動した分が評価される方向になりました。 薬剤師個人のキャリアで見ると、これは結構大きな話だと思っています。 服薬フォロー、在宅、対人業務の経験がある人の市場価値が上がる 逆に「処方箋をさばくだけ」の働き方は、評価の面でどんどん苦しくなる 掛け持ちで複数の職場を見ていると、薬局によって対人業務への力の入れ方は本当にバラバラです。どの職場で何の経験を積むかを意識して選ぶことが、これからの年収戦略に直結すると感じています。 変化③:門前依存への圧力——職場の「立地」がリスクになる時代 今回の改定では、特定の医療機関に依存した「門前薬局」への評価がさらに厳しくなりました。 これは働く側から見ると、「職場の売上構造」が自分の雇用の安定に関わるということです。 処方箋の集中率が高い薬局は、今後も改定のたびに逆風を受けやすい。一方で、地域の複数の医療機関から処方箋を受け、在宅にも取り組む薬局は評価される流れです。 私が掛け持ちという働き方を選んでいる理由のひとつは、まさにここにあります。 収入源がひとつの職場に依存しないこと。 勤め先の経営が傾いても、処方元の病院が移転しても、収入がゼロにはならない。制度がこれだけ動く業界だからこそ、職場の分散はそのままリスク分散になると考えています。 で、私はどうするか 3つの変化を踏まえて、私がやること・やっていることです。 時給・給料の相場チェック。改定後の求人相場を眺めて、自分の条件と比べる(転職しなくても、知っておくだけで交渉材料になります) 対人業務の経験を意識して積む。フォローアップや在宅の経験は、どの職場でも通用する「持ち運べるスキル」 掛け持ちを続ける。ひとつの職場・ひとつの制度に人生を預けない 改定そのものに一喜一憂するより、「制度が変わっても困らない状態」を作っておく。結局これがいちばんの防御だと思っています。 まとめ 2026年6月施行の調剤報酬改定は賃上げ対応がテーマ。ただし給料に反映されるかは職場次第——相場チェックの好機 かかりつけ薬剤師は実績重視の評価へ。対人業務・在宅の経験が市場価値になる 門前依存への圧力で、職場の売上構造が雇用リスクに。掛け持ちはそのままリスク分散になる やることは、相場を知る・スキルを持ち運べる形で積む・収入源を分散する。この3つ 薬剤師の働き方も、投資と同じで「分散」が効くと思っています。 制度改定の年こそ、自分の働き方を棚卸しするチャンスです。 ※本記事は執筆時点の情報と私個人の理解・考えをまとめたものです。点数・算定要件の正確な情報は厚生労働省・日本薬剤師会の公式資料をご確認ください。 💊 時給・給料の相場チェックに ▶ ファルマスタッフ 派遣・パート求人が豊富。改定後の時給相場を眺めるだけでも、自分の市場価値の目安になります。 ▶ セルワーク薬剤師 求人数が多く、まず相場を知りたいときに便利。掛け持ち先探しの選択肢にも。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

August 2, 2026 · 1 min
「派遣薬剤師はやめとけ」と言われて不安になるコムギ

「派遣薬剤師はやめとけ」は本当?実際に働いた私が正直に答えます

※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 「派遣薬剤師」と検索すると、候補に「やめとけ」と出てくることがあります。これから派遣を考えている方にとっては、不安になる言葉ですよね。 私は地方の調剤薬局で、実際に派遣薬剤師として働いた経験があります。結論から言うと、「やめとけ」と言われる理由はどれも実在します。でも、それを理解した上で選ぶなら、派遣は十分アリな働き方です。 この記事では、「やめとけ」と言われる理由を一つずつ、実体験ベースで検証していきます。 「やめとけ」と言われる理由5つ ① 求人が少ない(特に地方) これは事実です。派遣求人は都市部に集中していて、地方では選択肢が限られます。 私も地方在住なので、「希望のエリアで探すと数件しかない」という状況は普通にありました。エリアと時期によっては、そもそも求人が出ていないこともあります。 対策は、複数の派遣会社に登録しておくことです。派遣会社によって持っている求人が違うので、1社だけだと「求人がない」で終わってしまいます。 ② 忙しい職場に当たりやすい 派遣求人を出す薬局は、人材不足で困っている職場が多いです。つまり、忙しい職場に当たる確率は高めです。 私も実際、処方箋枚数の多い職場で働きました。即戦力として扱われるので、初日から「調剤・監査・投薬、お願いします」という世界です。 ただ、これは見方を変えれば「短期間で鍛えられる」ということでもあります。派遣を経験してから、初めての職場への適応力は確実に上がりました。 ③ 人間関係が希薄になりやすい 派遣は期間限定の立場なので、職場に深く馴染む前に契約が終わることもあります。「輪の中に入りきれない感じ」は正直ありました。 疎外感が強く気になる方には、向かないかもしれません。逆に「人間関係のしがらみなく、仕事に集中したい」という方にはむしろメリットです。 ④ 雇用が不安定(2〜3ヶ月更新) 派遣の契約は2〜3ヶ月更新が多く、更新されなければそこで終わりです。住宅ローンの審査など、社会的信用の面でも正社員より不利になります。 先の見通しが立てにくいのは事実なので、「派遣一本で何年も暮らす」計画は正直おすすめしません。私の場合は「キャリアを見つめ直す期間」と割り切って働いていました。 ⑤ スキルアップ・キャリア形成につながりにくい 派遣は即戦力前提なので、研修や教育の機会はほぼありません。管理薬剤師などの役職にも就けないので、「組織の中でキャリアを積む」という道からは外れます。 一方で、いろいろな薬局の調剤ルールやレセコン、在庫管理のやり方を見られるのは派遣ならではです。「複数の職場を見た経験」は、その後の掛け持ち生活でかなり活きています。 それでも私は、派遣を経験してよかった デメリットを5つ挙げましたが、私自身は派遣を経験してよかったと思っています。理由は3つあります。 1つ目は時給の高さ。 私は時給3,000〜3,700円の範囲で働きました。正社員時代の時給換算と比べると、ほぼ2倍です。同じ資格・同じ仕事内容でこの差は、経験してみないとわからない衝撃でした。 2つ目は定時で帰れること。 派遣は契約時間がはっきりしているので、定時退勤が優先されます。正社員時代は20時過ぎまで残業が続いていた私にとって、「終わる時間が決まっている」だけで生活が変わりました。 3つ目は、キャリアを見つめ直す余白ができたこと。 契約更新のタイミングで立ち止まって考えられるのは、派遣ならではです。私の場合、この期間があったからこそ、今の掛け持ちスタイルにたどり着けました。 詳しい体験談はこちらの記事にまとめています。 派遣薬剤師として働いた体験談|メリット・デメリットを正直に話します 【体験談】正社員で20時過ぎまで働いていた私が、地方で派遣薬剤師になった理由 派遣が向いている人・向いていない人 向いている人 短期間でしっかり稼ぎたい人(時給重視) 定時で帰れる働き方をしたい人 転職や今後の働き方を考える「移行期間」がほしい人 いろいろな職場を経験してみたい人 向いていない人 雇用の安定を最優先したい人 一つの職場で長くキャリアを積みたい人 疎外感や人間関係の希薄さがストレスになる人 住宅ローンなど大きな借り入れを近々予定している人 「やめとけ」で終わらせないための3つの対策 複数の派遣会社に登録する — 求人の少なさは複数登録でカバーできます。会社ごとに求人も時給も違います 職場環境を担当者に確認する — 処方箋枚数・薬剤師の人数・忙しさは、契約前に担当者経由で確認できます。ここを丁寧にやるだけで「ハズレ職場」の確率は下げられます 期間と目的を決めて働く — 「次の働き方を決めるまでの1年間」など、期間を区切ると派遣の不安定さは弱点になりにくいです まとめ:理解して選べば、派遣は「アリ」 「派遣薬剤師はやめとけ」と言われる理由は、求人の少なさ・忙しい職場・人間関係の希薄さ・雇用の不安定さ・キャリア形成のしにくさの5つ。どれも実在するデメリットです。 でも、時給の高さと働き方の自由度は、それを補って余りある魅力でもあります。大事なのは、デメリットを知らずに飛び込まないこと。この記事がその判断材料になれば嬉しいです。 私が実際に使ったのはファルマスタッフとセルワーク薬剤師です。登録は無料なので、まず求人を見て「自分のエリアに派遣求人があるか」を確かめるところから始めるのがおすすめです。 💊 派遣求人を探すならここから ...

July 2, 2026 · 1 min
ファルマスタッフを使った体験を説明するコムギ

ファルマスタッフの評判は?登録から就業まで実際に使った地方薬剤師の口コミ

※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 「ファルマスタッフって実際どうなの?」——派遣やパートを考え始めた薬剤師さんがまず気になるところだと思います。 私は地方在住のパート薬剤師で、ファルマスタッフには実際に登録し、求人紹介を受けて、就業までしました。この記事では、その体験をもとに良かった点も注意点も正直にレビューします。 ファルマスタッフとは 日本調剤グループが運営する薬剤師専門の求人サービスです。派遣・パート・正社員まで幅広い雇用形態に対応しており、特に派遣求人の定番として地方在住の薬剤師にも長く使われています。登録・利用はすべて無料です。 実際に使った流れ(体験レビュー) Web登録したら、すぐに電話が来た 登録はWebから。応募すると、すぐに電話がかかってきました。対応スピードは速いです。 「登録したのに音沙汰なし」ということはなかったので、動きたいタイミングで登録すればすぐに話が進みます。 地方在住なので、やりとりは電話とメールが中心 私の住むエリアからは担当者のいる事業所が遠いため、対面での面談はなく、最初の連絡は電話、その後はほとんどメールでした。 「対面で手厚くサポートしてもらいたい」という方には物足りないかもしれませんが、私にとってはむしろ気楽でした。メールなら勤務の合間に確認・返信できるので、掛け持ちで働きながらでも負担になりません。地方在住者は「サポートは基本リモート」と思っておくとギャップがないと思います。 求人紹介は「家から通える×条件に合う」ものを提案してくれた ヒアリング後、家から通える距離で条件の合う求人をメールで挙げてもらえました。自分で検索して山ほどの求人から絞り込む、という手間がないのは助かりました。 また、希望に合う新しい求人が出たときに逐一知らせてもらえたのもありがたかったです。地方は求人のタイミングが読めないので、「出たら教えてもらえる」状態を作っておけるのは大きなメリットでした。 時給交渉は全部お任せできた 個人的に一番ありがたかったのはここです。時給などの条件交渉は派遣会社が代行してくれるので、自分で交渉する必要が一切ありませんでした。 「時給を上げてほしい」とは、働く本人からはなかなか言い出せないものです。間に担当者が入ってくれることで、気まずさゼロで条件の話ができます。私が時給3,000円台で働けたのは、この仕組みのおかげだと思っています。 良かった点まとめ 対応が速い(登録後すぐ電話) 地方でもメール中心でスムーズにやりとりできる 条件に合う求人をピンポイントで提案してくれて、新着も知らせてくれる 時給交渉を完全に代行してくれる 注意点・正直に感じたこと 地方だと対面サポートは期待できない。担当事業所が遠い場合、やりとりは電話・メールが基本です 求人はタイミング次第。地方では希望エリアの求人がすぐ出るとは限らず、待つ期間もあります(私は登録から就業まで1ヶ月〜半年ほど待ったこともあります) そして、これはファルマスタッフというより派遣という働き方自体の注意点ですが、契約は2〜3ヶ月更新が多く、雇用の安定性は正社員に劣ります こんな人におすすめ/おすすめしない おすすめできる人 時給を上げたい、交渉を任せたい人 地方在住で、通える範囲の求人を効率よく知りたい人 派遣やパートで柔軟に働きたい人 雇用の不安定さを理解した上で、時給の高さや自由度をメリットと感じられる人 おすすめしない人 安定志向の人。派遣は契約更新型の働き方なので、長期の見通しを最優先したい人には向きません 対面でじっくり相談したい人(地方の場合) 正直なところ、誰にでも勧められるサービスではありません。でも、リスク許容度があって、派遣のメリットをメリットだと思える人になら、私は勧めたいです。 登録から就業までの流れ Webから登録(無料・10分程度) 電話連絡→ヒアリング(希望エリア・時給・曜日など) メールで求人紹介(新着も随時) 条件交渉は担当者にお任せ 契約→就業開始 詳しい流れと各ステップのコツは、こちらの記事にまとめています。 派遣薬剤師の始め方|登録から就業までの流れを経験者が解説 まとめ:まず「自分のエリアに求人があるか」を見てみる ファルマスタッフは、対応の速さ・求人提案の的確さ・交渉代行のありがたさ、どれも実際に使って満足できるサービスでした。一方で、地方では対面サポートがないこと、求人はタイミング次第なことは、あらかじめ知っておくとギャップがありません。 登録は無料なので、まずは登録して「自分のエリアにどんな求人があるか」を見るところから始めてみてください。動きたくなったときにすぐ動ける状態を作っておくのが、掛け持ち・派遣で収入を上げる第一歩です。 ▶ ファルマスタッフで求人を探す(無料登録) 💊 私が実際に使った2社 ▶ ファルマスタッフ 本記事でレビューした、地方の派遣・パート求人の定番。時給交渉を担当者が代行してくれる。 ▶ セルワーク薬剤師 全国対応で求人数が豊富。2社目として登録しておくと求人の取りこぼしを防げる。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

July 2, 2026 · 1 min
掛け持ちの社会保険はどうなるのか悩むコムギ

掛け持ち薬剤師の社会保険はどうなる?週20時間の壁と2026年10月からの改正を解説

※ 本記事は2026年7月時点の情報をもとにしています。制度の詳細や個別の判定は、勤務先や年金事務所にご確認ください。 私は地方でパート薬剤師として3〜4ヶ所の薬局を掛け持ちしています。掛け持ちを考えたとき、意外と情報が見つからなくて困ったのが社会保険の話でした。 「掛け持ちだと社会保険はどうなるの?」 「労働時間って合算されるの?」 「パートでも社会保険に入れるの?」 結論から言うと、私は1ヶ所の薬局でパートとして社会保険に加入しています。そして正直、パートで社保に入れたからこそ、今の掛け持ちスタイルが成立したと思っています。 この記事では、掛け持ち薬剤師の社会保険のルールと、2026年10月から始まる改正について整理します。 まず基本:パートが社会保険に入る条件(2026年7月時点) パート・アルバイトの社会保険(健康保険・厚生年金)の加入条件は、2段構えになっています。 ① 全事業所共通のルール:週30時間の壁 従業員数に関係なく、週の労働時間が正社員の4分の3以上(目安:週30時間以上)なら加入対象です。 ② 従業員51人以上の事業所だけのルール:週20時間の壁 勤め先が従業員51人以上の事業所(特定適用事業所)の場合は、以下をすべて満たすと加入対象になります。 週20時間以上働いている 月額賃金8.8万円以上 2ヶ月を超える雇用見込み 学生でない ここで薬剤師に大事なポイント。時給3,000円なら週20時間で月約24万円なので、賃金要件(月8.8万円)は自動的にクリアします。つまり薬剤師パートの場合、実質的な分かれ目は「週何時間働くか」と「職場の規模」の2つだけです。 「従業員51人」の数え方に注意 この「51人」は単純な頭数ではなく、厚生年金の被保険者数(フルタイム+週・月とも4分の3以上働くパート)でカウントします。しかも法人単位(同じ法人の全店舗合計)です。 大手チェーン薬局・ドラッグストア → 法人全体でカウントするので、ほぼ確実に対象 個人経営の薬局 → 事業所ごとのカウントなので、対象外のことが多い つまり、同じ「週20時間」でも、大手チェーンなら社会保険に入り、個人薬局なら入らない、ということが起こります。 掛け持ちの場合のルール:労働時間は合算されない 掛け持ち薬剤師にとって一番大事なルールがこれです。 社会保険の加入判定は、職場ごとに行われます。労働時間は合算されません。 たとえば3ヶ所で週12時間ずつ、合計週36時間働いていても、各職場で加入条件を満たさなければ、社会保険には入れません。その場合は自分で国民健康保険+国民年金に加入することになります。 逆に、どこか1ヶ所で条件を満たせば、その職場の社会保険に加入できます。複数の職場で同時に条件を満たした場合は「二以上事業所勤務届」という手続きをして、保険料を按分する仕組みもあります。 私の実体験:「社保に入れる1ヶ所」が掛け持ちの土台になった 私は掛け持ち先のうち1ヶ所で、パートとして社会保険に加入しています。 これは偶然ではなく、掛け持ちを組み立てるときに意識したポイントでした。軸になる職場でしっかり働いて社会保険に入り、残りの職場は柔軟にシフトを組む。この形にすると: 健康保険料・厚生年金保険料を会社と折半できる(国保・国民年金は全額自己負担) 将来の年金が厚生年金として上乗せされていく 病気やケガで働けなくなったときの傷病手当金がある(国保にはありません) 一方で、知り合いの薬剤師には、国保のまま掛け持ちしている人もいます。その方は職場に社会保険への加入を希望したものの、会社側から断られてしまったそうです。パートの社保加入は、職場の規模や会社の姿勢によって現実が大きく変わります。 だからこそ、掛け持ち前提で求人を探すなら「社会保険に入れるか」を最初に確認することをおすすめします。求人サービス経由なら、担当者に「パートで社保加入できる職場か」を事前に確認してもらえます。私が使ったのはファルマスタッフとセルワーク薬剤師です。 2026年10月から何が変わる? ここからが本題です。社会保険の適用拡大が、これから段階的に進みます。 ① 賃金要件(月8.8万円)の撤廃:2026年10月〜 「106万円の壁」と呼ばれていた月額8.8万円の賃金要件が撤廃されます。週20時間以上働けば、収入額に関係なく加入対象になります。 ただし前述のとおり、薬剤師は時給が高く、週20時間働けば月8.8万円をもともと大きく超えています。薬剤師パートへの実質的な影響はほぼありません。 ② 企業規模要件の段階的撤廃:2027年10月〜 掛け持ち薬剤師に効いてくるのはこちらです。「従業員51人以上」の要件が、段階的に引き下げられていきます。 時期 対象となる事業所 現在 従業員51人以上 2027年10月〜 36人以上 2029年10月〜 21人以上 2032年10月〜 11人以上 2035年10月〜 すべての事業所 つまり、今は「週20時間の壁」と無縁だった中小規模の薬局のパートも、順次「週20時間で社会保険加入」の世界に入っていきます。 掛け持ち薬剤師への影響 この改正で、掛け持ちの組み立て方は2つの方向に分かれていくと思います。 軸の1ヶ所で社会保険に入る(私のスタイル)— 改正の影響はほぼなし。むしろ「パートでも社保に入りやすくなる」ので追い風です 全職場を週20時間未満に抑えて扶養内・国保で働く — 各職場の従業員数と自分の労働時間の管理がこれまでより重要になります どちらが得かは、世帯の状況(配偶者の扶養に入っているか)や将来設計によって変わります。ただ、薬剤師の時給で「社会保険を避けるために労働時間を削る」のは、収入面ではもったいない選択になりがちです。保険料の負担以上に、稼げる金額と保障が大きいからです。 ...

July 2, 2026 · 1 min
「ここが大事!」と派遣薬剤師の始め方のポイントを指さすコムギ

派遣薬剤師の始め方|登録から就業までの流れを経験者が解説

※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 「派遣薬剤師に興味はあるけど、何から始めればいいのかわからない」——私も最初はそうでした。 正社員の就職活動とは流れが違うので、初めてだと戸惑うポイントがいくつかあります。この記事では、実際に派遣薬剤師として働いた私の経験をもとに、登録から就業初日までの流れをステップごとに解説します。 全体の流れ(登録から就業まで) 派遣会社に登録する(無料・10〜30分) 担当者からの連絡・ヒアリング 求人の紹介を受ける 条件交渉(時給・勤務日数など) 契約・就業開始 登録から就業までの期間は、希望エリアに求人が出るタイミング次第です。私の場合は1ヶ月ほどで決まったこともあれば、半年ほど待ったこともありました。ここから、各ステップを詳しく見ていきます。 STEP1:派遣会社に登録する まずは派遣会社への登録です。登録はどこも無料で、スマホから10〜30分あれば完了します。 ポイントは2社以上に登録することです。派遣求人はもともと数が少なく、会社によって持っている求人が違います。1社だけだと「あなたのエリアには求人がありません」で止まってしまうことがあります。 私が実際に使ったのはファルマスタッフとセルワーク薬剤師です。地方在住の私でも、複数登録することで比較できる程度の選択肢は確保できました。 STEP2:担当者からの連絡・ヒアリング 登録すると、数日以内に担当者から電話やメールで連絡が来ます。私は派遣会社の担当者さんと対面で顔合わせをしたこともあります。ここで伝えるのは主に以下の内容です。 希望エリア・通勤可能な範囲 希望の時給 働ける曜日・時間帯 いつから働きたいか 経験(調剤・OTC・在宅など) ここで大事なのは、希望条件を遠慮せずに伝えることです。「時給3,500円は高望みかな…」と思っても、口に出さなければ担当者は動けません。交渉するのは担当者の仕事なので、希望はしっかり伝えましょう。 STEP3:求人の紹介を受ける ヒアリング内容をもとに、条件に合う求人を紹介してもらえます。 正直に言うと、地方だと「すぐに何件も出てくる」とは限りません。タイミングによっては「今は希望エリアに求人がなく、出たら連絡します」ということもあります。焦らず、複数社からの連絡を待つのが現実的です。 紹介を受けたら、確認しておきたいのは以下の点です。 処方箋の応需科目と1日あたりの枚数 薬剤師の人数(自分を入れて何人体制か) レセコン・電子薬歴のメーカー 契約期間と更新の可能性 忙しさに関わる情報は、契約前に担当者経由で確認できます。 派遣求人は人手不足の職場が多いので、ここを丁寧に確認するかどうかで働きやすさが大きく変わります。 STEP4:条件交渉(時給・勤務日数) 派遣の大きなメリットは、時給交渉を担当者が代行してくれることです。 私が派遣に興味を持ったきっかけは、新卒時代の職場に来ていた派遣薬剤師さんでした。その方は募集時給3,000円のところを「3,500円でないと働きません」と派遣会社経由で交渉し、その条件で契約していました。自分で直接言うのは難しくても、間に担当者が入ることで交渉のハードルは大きく下がります。 私自身も時給3,000〜3,700円の範囲で働きましたが、この水準は交渉なしでは実現しなかったと思います。 STEP5:契約・就業開始 条件に納得できたら、派遣会社と雇用契約を結んで就業開始です。雇用主は派遣会社で、給与も派遣会社から支払われます。社会保険や有給休暇も、条件を満たせば派遣会社のものに加入・付与されます。 契約は2〜3ヶ月更新が多く、派遣先の求人が続いていて双方が合意すれば延長もできます。更新のタイミングで継続するか終了するかを選べるのが派遣の特徴です。 ちなみに私は、契約更新のタイミングで時給交渉もしていました。働きぶりを見てもらった後なので、初回契約時より交渉が通りやすいタイミングです。もちろんこれも担当者が代行してくれます。 派遣先の人とは「初日が初対面」 意外に思われるかもしれませんが、派遣先の職場を事前に見学したり、派遣先の人と面接したりする機会は基本的にありません。私も何ヶ所かで働きましたが、派遣先の方とはどこも初日が初対面でした(派遣会社の担当者さんとの顔合わせはあります)。 これは、派遣では派遣先が事前面接などで働く人を選ぶことが法律で禁止されているためです(正社員登用を前提とした紹介予定派遣は例外)。 だからこそ、STEP3で書いた「担当者経由での職場情報の確認」がすべてになります。処方箋枚数や人員体制など、気になることは契約前に担当者にしっかり聞いておきましょう。 就業初日の心構え 派遣は即戦力として迎えられるので、初日から調剤・監査・投薬を任されます。とはいえ、薬局ごとのローカルルール(棚の配置・薬歴の書き方・鑑査の流れ)は初日に確認すればOKです。「わからないことは最初に聞く」を徹底すれば、数日で馴染めます。 よくある質問 Q. 登録したら必ず働かないといけない? いいえ。登録だけして求人を眺める、担当者に相談だけする、という使い方でも問題ありません。断るのも自由です。 Q. 正社員として働きながら登録してもいい? 大丈夫です。在職中に登録して情報収集だけ進めておき、タイミングが来たら動く方も多いです。 Q. ブランクがあっても派遣で働ける? 求人によります。即戦力前提の職場が多いのは事実ですが、担当者に正直に伝えれば、ブランク可の求人を探してもらえます。 まとめ:まず登録して「求人があるか」を見るところから 派遣薬剤師の始め方は、①複数の派遣会社に登録 → ②ヒアリングで希望を遠慮なく伝える → ③求人の詳細(忙しさ)を確認 → ④交渉は担当者に任せる → ⑤契約・就業開始、という流れです。 最初の一歩は「自分のエリアに派遣求人があるか」を知ることです。登録は無料なので、まず2社に登録して求人状況を眺めてみてください。 💊 派遣求人を探すならここから ...

July 2, 2026 · 1 min
急な欠員ヘルプの依頼に驚くコムギ

薬剤師のスポット勤務体験談|1日だけの欠員ヘルプの探し方・時給・注意点

※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 私は地方でパート薬剤師として複数の薬局を掛け持ちしていますが、その中には、「1日だけ」のスポット勤務もあります。 「薬剤師 単発」で検索すると派遣会社の単発派遣の情報が多く出てきますが、私のスポット勤務は派遣ではなく、パート契約での1日勤務です。この形で働いている情報は意外と少ないので、実体験をまとめてみます。 私のスポット勤務:「1日だけの欠員ヘルプ」 私が受けるスポット勤務は、ほとんどが1日だけの欠員ヘルプです。 地方の薬局は個人経営も少なくなく、一人薬剤師でフルタイム働いている方も多くいます。そういう薬局では、薬剤師が休む=薬局が回らない、なんです。 どうしても取りたい休み(冠婚葬祭・家の用事など) 体調不良などの急な休み 冬場のインフルエンザ・感染症での急な離脱 こうした「今すぐ薬剤師が1日だけ欲しい」という場面で、声がかかります。特に冬場は感染症が流行るので、急な代理勤務をお願いされたこともありました。 時給は相場より高いことも多い 正直に言うと、スポット勤務の時給は通常のパート相場より高額であることも多いです。 考えてみれば当然で、急な欠員に対応してくれる薬剤師は、薬局側からすると本当にありがたい存在です。不定期で急な連絡もありますが、そこで引き受けるととても重宝されます。信頼関係ができると、次も声がかかるようになります。 「困ったときに助けてくれる人」のポジションは、時給にも人間関係にも効いてくる、というのが実感です。 スポット勤務の探し方は2ルート ① 地域の横のつながり・知人紹介 薬剤師の世界は、地域の中で意外と横のつながりがあります。私も知り合いの紹介で声がかかったケースがあります。 「掛け持ちで働いている」「急な依頼にも対応できる」ことが周りに知られていると、困った薬局から連絡が来るようになります。最初の1ヶ所で誠実に働くことが、次の仕事につながる感覚です。 ② 普通のパート求人から交渉する もうひとつは求人サイト経由です。スポット専用の求人枠があったわけではなく、普通のパート求人として出ていたものに応募しました。 このとき大事にしたのは、掛け持ちしていることを正直に話すこと。「他の薬局とも掛け持ちしています。それでも良ければ」という条件で、合意の上で契約したこともあります。隠して後からトラブルになるより、最初に伝えて「それでもお願いしたい」と言ってもらえる関係で始める方が、断然働きやすいです。 求人を探すときは、複数のサイトに登録して「家から通える範囲のパート求人」を広く見ておくのがおすすめです。私が使ったのはファルマスタッフとセルワーク薬剤師です。担当者に「掛け持ち前提であること」を伝えておけば、条件に合う求人だけを紹介してもらえます。 大変なこと①:スケジュール管理 スポット勤務で一番難しいのは、スケジュール管理です。 急な依頼が重なると、「先にお願いされた薬局を引き受けるか」「日頃たくさん雇ってくれている勤務先を優先するか」「自分の予定をどこに入れるか」で悩みます。ここは自分なりの判断基準を持っておくしかありません。 私の場合は、日頃お世話になっているメインの勤務先との関係を大事にしつつ、先約は基本的に守る、という優先順位で調整しています。どの薬局にも「あの人は約束を守る」と思ってもらえることが、スポット勤務を続ける土台になるからです。 大変なこと②:初めての職場にいきなり入る スポット勤務は、当然ながら初めての職場にいきなり入って1日働くことになります。 薬局ごとに、ローカルルール・使っている機器・調剤室の医薬品の配置・投薬までの流れ・確認すべきことが違います。そこで私が心がけているのは、「郷に入っては郷に従え」精神です。 周りをよく見る 分からないことは積極的に聞く できるだけ早く即戦力になる 私はあまり人見知りをしないタイプなので、新しい環境に向かうのはむしろ楽しみでもあります。ただ、初めての職場が強いストレスになる方には、スポット勤務は正直向いていないと思います。 注意点:確定申告を忘れずに スポット勤務を含めて複数の職場から給与をもらうと、確定申告が必要になります。 そして地味に大変なのが、スポット先からの源泉徴収票集めです。1日だけ働いた薬局にも発行をお願いすることになるので、連絡先はきちんと控えておきましょう。私の実体験はこちらの記事にまとめています。 掛け持ち薬剤師の確定申告|税理士任せだった私が初めてe-Taxで申告した話 スポット勤務が向いている人 掛け持ちのすき間に収入を上乗せしたい人 初めての環境に抵抗がない人(むしろ楽しめる人) 急な依頼にある程度柔軟に対応できる人 地域の薬局と信頼関係を作っていきたい人 逆に、決まったリズムで働きたい人や、新しい職場が強いストレスになる人には向きません。 まとめ:スポット勤務は「信頼の積み重ね」でできている 薬剤師のスポット勤務は、求人票に出てこない依頼も多く、地域での信頼と正直さの積み重ねで成り立っています。 依頼の多くは一人薬剤師の薬局の「1日だけの欠員ヘルプ」 時給は相場より高いことも多く、引き受けると重宝される 探し方は「知人の紹介」と「普通のパート求人+掛け持ちを正直に伝えて交渉」の2ルート スケジュール管理と「郷に入っては郷に従え」が続けるコツ 確定申告(源泉徴収票集め)は忘れずに 掛け持ちの延長線上にある働き方として、参考になれば嬉しいです。 💊 掛け持ち・パート求人を探すならここから ▶ ファルマスタッフ 地方の派遣・パート求人の定番。掛け持ち前提の条件も担当者に相談できる。 ▶ セルワーク薬剤師 全国対応で求人数が豊富。通える範囲のパート求人を広く把握するのに便利。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

July 2, 2026 · 1 min
1日の投資ルーティンを振り返る薬剤師コムギ

薬剤師×投資家の平日タイムスケジュール|本業のかたわら、私はこう動いています

投資の話を書いていると、たまに 「本業がありながら、いつ投資してるんですか?」 と聞かれます。 私は薬剤師として働きながら、投資信託の積立と日本の個別株(最近は高配当株集め)をやっています。 専業トレーダーのように一日中チャートに張り付くことはできません。 それでも、生活のすき間をうまく使えば、兼業でも無理なく投資は続けられます。 今回は、そんな私のリアルな平日タイムスケジュールを、朝から夜まで時間軸で公開します。 まずは1日の全体像 ざっくり並べると、私の平日はこんな流れです。 時間帯 やること 6:30〜7:30 起床。前夜についた米国株の終値をチェック 9:00〜 市場が開くが、日中は仕事。相場はお昼にまとめて確認 昼休み しっかり休憩。余裕があれば株価チェック/ミニ株が買えたか確認/指値注文 仕事終わり(17:15〜) ミニ株の銘柄を選び、翌朝の寄付で約定するよう注文を入れる 夜・休日 ブログ記事の執筆 21:30〜22:00 その日の投資信託の基準価額をチェック 22:30(夏)/23:30 米国株スタート。値動きを見て、買いたいものは指値 ここから、それぞれの時間帯を少し詳しく書いていきます。 朝:まずは"昨夜のアメリカ"を確認する 起床は6:30〜7:30ごろ。 目が覚めてまずやるのが、米国株の終値チェックです。 米国市場は日本時間だと深夜〜早朝に動いているので、私が寝ている間に1日が終わっています。 だから朝は「昨夜アメリカで何が起きたか」を確認するところからスタート。 米国株の地合いは日本株にも影響するので、その日の相場の空気感をつかむ意味でも、朝いちばんの習慣にしています。 朝にやるのは、基本これだけ。 あとは出勤の準備をして、いつも通り仕事に向かいます。 日中:仕事の時間 9:00に日本市場が開きますが、日中は薬剤師としての仕事の時間です。 なので相場をチェックするのは、結局お昼休みになってから。 日中の値動きは、お昼にまとめて確認するスタイルにしています。 昼:しっかり休んで、余裕があれば相場を見る お昼休みは、まずしっかり休みます。 午後の仕事に備えて、ここで休憩を取るのが基本。 そのうえで余裕があれば、相場をチェックします。 見るのは日本株の値動きです。 私が買っているミニ株(単元未満株)は「寄付(よりつき)」で約定するので、朝の寄り付きで買えたかどうかを、このお昼の時間に確認します。 前日に指していた単元株が約定できたかをチェックしたり、狙っていた株が下がっていれば、新たに指値注文を入れることもあります。 とはいえ、毎日きっちりやるわけではありません。 あくまで「休憩を優先して、余裕があれば」。 無理に相場に張り付かないのが、長く続けるコツだと思っています。 仕事終わり〜夜:翌朝の仕込みと、米国株の値動きチェック 仕事を終えてからが、1日の投資ルーティンの締めです。 時間ごとに動きがあります。 仕事終わりの17:15以降にやるのが、ミニ株の銘柄選定と注文入れ。 単元未満株を買うときは「寄付注文」にしているので、翌朝の寄り付きで約定するように、前日のうちに「次はどれを、いくら分買うか」を決めて注文を入れておきます。 これが私のコツコツ買いの基本動作です。 ブログ記事を書くのは、夜や休日。 投資記事はまとまった集中が必要なので、落ち着いて考えられる時間に少しずつ書きためています。 21:30〜22:00ごろには、その日の投資信託の基準価額が出るので、ここをチェック。 日中に値動きの見えない投資信託は、夜になってようやく結果がわかります。 そして22:30(サマータイム以外は23:30)、米国市場がスタート。 値動きをたまにチェックして、買いたいものがあれば指値注文を入れます。 あらかじめ指値を入れておいて、見ないことや寝てしまうことも多いです。 こうして「日本の朝にアメリカの終値 → 日本の昼に日本株 → 日本の夜にまたアメリカ」と、私の1日は地球をぐるっと一周して終わります。 兼業投資家として意識していること こうして並べてみると、特別なことは何もしていません。 朝に昨夜のアメリカを確認し、お昼に相場を見て、仕事終わりに翌日の仕込みをする。 ...

June 27, 2026 · 1 min
C薬局と他の薬局の違いを振り返る薬剤師コムギ

C薬局で感じた他の薬局との違い|働き始めて気づいたこと

C薬局で勤務を始めて、A薬局・B薬局との違いをいろいろと感じています。 今回はその気づきを記事にしてみました。 違い①|通勤時間が長い まず大きな違いは通勤時間です。 A薬局・B薬局と比べて、C薬局は通勤距離が長くなります。通勤が長いと、同じ労働時間でも拘束時間が長くなるので、一日の時間配分が変わります。 最初は「ちょっと遠いかも」と感じましたが、せっかくのご縁ですし、自分の働きたいペースで働ける雇用条件だったので、掛け持ちと両立できそうだと思って始めました。 車中ではお気に入りのポッドキャストを聞いています。意外とリフレッシュ時間として悪くないなと感じています。 通勤時間と幸福度の話 正直、通勤時間って大事だと思います。 どこかで聞いた話ですが、通勤時間は幸福度に直結し、長ければ長いほど幸福度は下がる傾向にあるそうです。片道1時間の通勤は、約135万円の年収減少に匹敵する幸福度の損失とされるらしいですね。 これを聞いたとき、なるほどなと納得しました。考えてみれば、通勤時間は「給料が出ない拘束時間」です。往復2時間なら、週5日で月に40時間以上。これが毎日積み重なると、心にも体にも地味に効いてくるのは当然かもしれません。 だからこそ私は、薬局を選ぶときに「時給」だけでなく「通勤時間も含めた働きやすさ」で考えるようにしています。少し時給が高くても遠すぎる職場は、トータルで見ると割に合わないこともある。逆に、多少時給が控えめでも近くて通いやすい職場のほうが、長く続けられて結果的に収入が安定することもあります。 もし正社員であれば毎日通うことになるので、拘束時間の負担はかなり大きいはず。私は(連勤になっても)週1回ペースなので続けられていますが、毎日通勤する働き方だったら正直続けられていないかもしれません。 今後あまりに負担を感じるようであれば、掛け持ち先として再検討の余地ありになるかも。こうやって状況に合わせて柔軟に見直せるのも、掛け持ちならではのメリットかもしれません。 工夫①|連勤の日はホテル泊 通勤時間への対策として、連勤のときは職場近くのホテルに泊まることにしました。 一往復分の通勤負担が減るので、身体的にだいぶ楽になります。地方ならではの選択肢かもしれませんが、これは私にとって正解でした。掛け持ちで体力を消耗しないための工夫として、今後も続けていく予定です。 違い②|一人薬剤師の日がない C薬局のもう一つの大きな特徴は、常に他の薬剤師と一緒に働けることです。 A薬局・B薬局では一人薬剤師として勤務する日がありますが、C薬局ではそうした日がありません。スタッフの人数も多く、分からないことがあればいつでも聞ける安心感があります。新規開局で慣れない部分も多いですが、誰かに聞ける環境というのは想像以上に心強いものです。 一人薬剤師にも気楽さはある ただ、一人薬剤師の日にも良さはあると感じています。 確かにその日の薬剤師業務のすべての責任を一人で負うことになります。でも逆に言えば、仕事のペース配分や他の薬剤師との業務分担を考える必要がなく、誰かに気を遣わずに働けるという面もあります。 ある意味「目の前の仕事をやるしかない」状況なので、余裕のある時間にはふっと一息つけたりもします。 複数人体制の安心感と、一人薬剤師の気楽さ。どちらも良いところがあります。 C薬局の雰囲気 新しい建物は綺麗で、出勤するたびに新鮮な気持ちになれます。 一方でスタッフの人数が多く、休憩スペースが少し狭いので、私は車の中で休憩を取ることが多いです。真夏の暑さ対策はこれから考えないとなあ……というのが目下の悩みです。 まとめ 通勤時間という負担はあるものの、複数の薬剤師と働ける環境や雇用条件の良さなど、C薬局ならではの魅力もたくさんあります。 それぞれの薬局に良さと大変さがあるからこそ、掛け持ちは飽きずに続けられるのかもしれません。 今後もC薬局で働きながら気づいたことがあれば、また記事にしていきます。 ちなみに、こうして「自分に合うペースや通いやすさ」で職場を選べているのは、掛け持ちという働き方ができる薬剤師ならではだと思います。私自身、掛け持ち先を探すときは薬剤師専門の求人サービスを使って、勤務日数や条件を相談しながら決めてきました。これから働き方を見直したい方の参考になればと思い、実際に使ったサービスを下にまとめておきます。 💊 私が掛け持ち先を探すときに使った薬剤師求人サービス ▶ ファルマスタッフ 担当者が給与交渉を代行してくれる薬剤師専門サービス。地方求人も豊富で、掛け持ちパートの求人も探しやすい。 ▶ アポプラス薬剤師 東証プライム市場上場グループ会社による薬剤師専門サービス。全国展開で「クオール薬局」を運営するクオールHDグループのため安心感がある。 ▶ アイリード 薬剤師による薬剤師のための転職支援サービス。正社員転職に強く、20〜40代の転職サポートを得意とする。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

May 15, 2026 · 1 min
C薬局の初出勤を終えた薬剤師コムギ

【C薬局、本格始動しました】初出勤の一日を振り返って

以前からお伝えしていた新しい掛け持ち先、C薬局がついに開局しました。 私もいよいよ本格始動です。 現在の勤務ペース C薬局では現在、週1〜1.5日の予定で勤務しています。 B薬局の社長が新たに開局した薬局で、B薬局と同じ条件で働かせてもらっています。 初出勤はバタバタでした 正直に言うと、初出勤はかなりバタバタでした。 開局したばかりということもあり、まだ動線が完全には整っていなかったり、初めて一緒に働くメンバーとの連携もままならない中で、患者さんがあれよあれよと増えていく時間帯も経験しました。 病院で長く待たれていたり、検査で疲れていたりする患者さんも多いので、できるだけ早く薬をお渡しして帰路についてほしい。 でも私たちは確認しなければいけないことも多い。 そのバランスにプレッシャーを感じる場面もありました。 慣れない環境ということもあり、その日はとても疲れました。 初日に打ち上げがありました そんな初日でしたが、夜には打ち上げがあり、そこで社長の話を聞く機会がありました。 C薬局の開局までには大変なことも多かったようで、その思いを直接聞くことができました。 社長が新しい薬局を立ち上げ、雇用を生んでくれたこと——あらためてありがたいなと感じました。 疲れた身体にお酒がすすみ、気がつけば二次会まで行ってしまいました。 それくらい話が盛り上がる、いいスタートの夜でした。 掛け持ちだからこそ得られる経験 私が年収という具体的な数字を目標に掲げられているのは、C薬局という新しい挑戦が重なっているからかもしれません。 新しいメンバーと働ける経験を増やせるのは、掛け持ちを選択したからこその特権かもしれないと感じています。 一ヶ所で深く働くこととは違う、複数の場所で広く経験を積む働き方。 それぞれに良さがあり、私には今のスタイルが合っているのだと、C薬局のスタートを通じて改めて思いました。 まとめ C薬局の初日は疲れもありましたが、それ以上に得られたものが大きい一日でした。 これから少しずつ環境にも慣れて、C薬局ならではの特徴や他の薬局との違いについても、追って記事にしていきたいと思います。 5月の収入公開ではC薬局の収入も加わる予定なので、そちらもお楽しみに。 💊 私が掛け持ち先を探すときに使った薬剤師求人サービス ▶ ファルマスタッフ 担当者が給与交渉を代行してくれる薬剤師専門サービス。地方求人も豊富で、掛け持ちパートの求人も探しやすい。 ▶ アポプラス薬剤師 東証プライム市場上場グループ会社による薬剤師専門サービス。全国展開で「クオール薬局」を運営するクオールHDグループのため安心感がある。 ▶ アイリード 薬剤師による薬剤師のための転職支援サービス。正社員転職に強く、20〜40代の転職サポートを得意とする。 ※ 本記事にはPR・紹介リンクを含みます。 ...

May 9, 2026 · 1 min