普段は薬局でパート勤務をしていますが、学校薬剤師も4ヶ所担当しています。あまり知られていない働き方なので、詳しくまとめます。

学校薬剤師とは

学校保健安全法に基づいて各学校に配置される薬剤師です。小学校・中学校・高等学校・認定こども園などに、原則1校につき1名が配置されます。

「学校の薬剤師」というと調剤をイメージするかもしれませんが、仕事の内容は調剤とは全く異なります

学校薬剤師の主な仕事内容

メインは学校環境の衛生管理です。

検査・業務 実施時期の目安
水質検査 年1〜2回
ダニ・大腸菌等の検査 夏季
教室の照度測定 冬季
二酸化炭素濃度の測定 年1〜2回
空気環境の確認 適宜

私は夏に水質検査・ダニ検査、冬に照度測定を実施しています。年に2〜3回まとめて訪問するスタイルです。

調剤や患者対応はありません。薬学的な知識を使いながら、医療現場とは異なる形で地域に貢献できる仕事です。

報酬はいくら?

報酬は自治体・地域によって基準が決まっています。

担当数 年収の目安(私の地域の場合)
1校 約60,000円/年
2校 約120,000円/年
4校 約240,000円/年

私の地域では1件あたり年間60,000円。4件担当しているため、年度末に240,000円の副収入になりました。

訪問回数は年2〜3回程度なので、時間あたりの報酬は決して低くありません。3月の収入公開では、この学校薬剤師の報酬が入ったことで月収が大きく伸びました。

【2026年3月の収入公開】薬剤師が数ヶ所掛け持ちするとリアルいくら稼げる?

学校薬剤師になる方法

地区の薬剤師会を通じて募集されることがほとんどです。

  • 年度末(2〜3月頃)に薬剤師会からFAXや案内が届く
  • 薬剤師会に登録しておくと情報が入ってきやすい
  • 知人の紹介・声がけで決まるケースもある

私のきっかけは、保育園を経営している知人からの声がけでした。「学校薬剤師をやってみないか」という話から始まり、地区薬剤師会を通じて正式に契約しました。

まずは地域の薬剤師会に登録しておくことが第一歩です。

薬局勤務との両立はしやすい?

年に数回の訪問が中心なので、本業(薬局パート)との両立はしやすいです。

  • 訪問の日程は事前に学校と調整できる
  • 勤務日が固定されているわけではない
  • 1回の訪問時間は数時間程度

掛け持ちパートと比べて体力的な負担がほとんどないため、副収入の中でも特に「コスパ」が良い仕事だと感じています。

薬剤師の働き方はもっと広い

調剤薬局・ドラッグストア・病院以外にも、こういった選択肢があります。

学校薬剤師は「地域に貢献しながら副収入も得られる」という点で、私の働き方の柱のひとつです。

副業・収入アップに興味がある薬剤師の方はこちらも参考にしてください。