銀行口座に貯金するだけで、何年も過ごしていました。
証券口座すら、ずっと開設できていませんでした。
NISAをついに始めたのは2026年のことです。始めるまでに時間がかかった理由は、「怖かった」でも「お金がなかった」でもありません。正直に言うと、考えるのが面倒だったのだと思います。
貯金はしていた。でもそれだけだった。
社会人になって数年が経ったころ、周りからNISAという言葉を聞くようになりました。「そろそろ始めないと」という気持ちはどこかにありました。
でも——そこで止まっていました。
毎月給料が入るたびに銀行口座に貯金して、それで安心して、特に何もしないまま時間が過ぎていきました。証券口座の開設すら、ずっと先送りにし続けていました。
動かなかった本当の理由
なぜ動けなかったのか。しばらく自分に聞いてみて、気づいたことがあります。
お金や将来のことを考えるのは、エネルギーがいる。
それを、ずっと避けていたんだと思います。
心のどこかに「自分は投資しなくてもいいんじゃないか」「薬剤師だし、貯金していれば大丈夫」という気持ちがありました。根拠のない安心感のようなもの。
インフレのことも、物価が上がり続けていることも、頭ではなんとなくわかっていました。でも、「じゃあ自分がどうすればいいか」まで考えるのが、正直しんどかった。
曖昧にごまかし続けていた——それが一番正直な言い方です。
スーパーに行くたびに感じていた違和感
動けないまま時間が過ぎていく中で、日常のある場面が気になり始めました。
スーパーで、値段が上がっていること。
去年と同じものを買っているはずなのに、レジでの合計額がなんとなく増えている気がする。食品の値上げのニュースも、気のせいかひんぱんに目に入るようになった。
「正直、どれくらい貯金したら安心なんだろう」
漠然とした問いが、頭に残るようになりました。
調べてみてわかったのは、貯金がまずいわけではないけれど、物価が毎年上がる時代に、お金をただ置いておくだけでは実質的に目減りしていくということでした。
| 比較 | 年利(目安) |
|---|---|
| 銀行普通預金 | 約0.02% |
| 近年の物価上昇率 | 約2〜3% |
| インデックス投資(長期平均) | 約5〜7% |
この表を見て「なるほど」とは思ったけれど、それでもすぐには動けませんでした。
「今年こそ」ではなく、「もうやろう」と思えた瞬間
変わったのは、家族や周りから「NISA始めたほうがいいよ」と言われた会話がきっかけでした。
「始めてないんですよね、口座は持ってるんですけど」と答えた自分の言葉が、なんだか恥ずかしく感じました。口座を開いて何年も何もしていないことを、改めて自覚した瞬間でした。
「今年こそ始めよう」は何度も思っていた。でもこのときは「もうやろう」に変わっていました。
実際に始めたこと
2026年から、つみたて投資枠でNISAをスタートしました。
最初に選んだのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンです。
選んだ理由は単純で、「一番シンプルで、手数料が低くて、難しく考えなくていい」と感じたからです。
毎月少額から積み立てを設定して、あとは基本的に触らない。それだけです。
NISAで何を買ったか、選んだ理由の詳細はこちらで書いています。
「まだの人」へ
この記事を書いたのは、「始めたいけど動けない」という気持ちがとてもよくわかるからです。
お金や将来のことを考えるのは、本当にエネルギーがいる。みんな忙しいし、仕事で疲れている。「また今度」になるのは、当たり前だと思います。
でも、銀行口座に貯金するだけで何年も過ごしてきた私が言えることがあるとすれば、
「完璧に理解してから」じゃなくていい。
少しだけやってみて、続けながら覚えていけばいい——そう思えるようになりました。
読んでくれたあなたが、少しだけ動いてみようと思えたなら嬉しいです。
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