地方在住の薬剤師として、現在数ヶ所の薬局を掛け持ちしています。「なぜ掛け持ちをしているのか」「実際どんな構成なのか」が気になる方も多いと思うので、正直にまとめます。

薬剤師が掛け持ちをする理由

掛け持ちを始めたいちばんの理由は、収入を増やすためです。薬剤師は安定した職業ですが、年収が急激に上がる仕組みにはなっていません。

薬剤師の年収はどれくらい上がる?働いて感じたリアル

一つの職場でコツコツ働くより、パートを複数掛け持ちするほうが時間単価を最大化できると気づいたのが、掛け持ちを始めたきっかけです。

掛け持ちのメリット

① 収入が増える 週1〜2日パートを追加するだけで、月の収入が大きく変わります。時給2,000〜3,000円(地方)が相場なので、週1日追加するだけで月2〜3万円のプラスになります。

② 人間関係のリスク分散 一か所に依存していると、職場の人間関係が悪化したときにストレスが大きくなります。複数の職場を持つことで、「ここが嫌でも他がある」という精神的な余裕が生まれます。

③ 知識・スキルが広がる 薬局によって扱う薬や患者層が異なります。複数の職場を持つことで、在宅医療・調剤スキル・接遇など、一か所では得られない知見が積み重なります。

④ 働き方の柔軟性が高い 正社員と違い、パートは基本的に自分でシフトを調整できます。旅行・プライベートの予定を優先しながら働けるのもメリットです。

掛け持ちのデメリット

① 体力的な消耗 毎日違う職場に行くことはそれなりに体力を使います。特に複数の職場で「新人」として働く期間は、慣れない環境が続くため精神的にも疲れます。

② 手続き・確定申告が必要 複数の職場から給与をもらう場合、確定申告が必要になります(年末調整が一か所でしかできないため)。

③ 各職場でのコミュニケーション 複数の職場でそれぞれの人間関係を構築・維持する必要があります。

私の現在の職場構成

職場 形態 稼働
A薬局 個人経営調剤薬局・パート 週2〜2.5日
B薬局 地方チェーン薬局・パート 週2日
C薬局 新規パート 週1.5日(予定)
単発スポット 複数薬局・不定期 月1〜数回

合計すると週5〜6日前後働いている計算です。最初から複数を狙ったわけではなく、「もう少し増やしたい」という気持ちで少しずつ増やしてきた結果です。

A薬局|個人経営の調剤薬局

最初に選んだ掛け持ち先です。決め手は立地と雰囲気。職場の人間関係が働きやすさに直結するため、雰囲気を重視して選びました。求人サイトで見つけて応募、というシンプルな流れです。

B薬局|地方チェーン薬局

「もっと収入を増やしたい」と思い追加した掛け持ち先。チェーン系は個人薬局と比べてシステムが整っており、初めての職場でもスムーズに入りやすいのが特徴です。

C薬局|新規スタート

新たに加わった職場。C薬局については、始まったらあらためて詳しくレポートする予定です。

単発スポット

固定シフト以外に、声をかけてもらえばシフトに入るスポット勤務も数店舗あります。スケジュールの空きを収入に変えられるのがメリットです。

掛け持ち先の探し方

掛け持ち先は主に求人サービス経由で探しています。複数のサービスに登録して条件を比較するのがコツです。

薬剤師の掛け持ちパートの見つけ方|実際に使った方法と注意点

まとめ

薬剤師が掛け持ちをする最大の理由は収入アップですが、スキルの幅が広がる・人間関係リスクを分散できるというメリットもあります。体力との相談は必要ですが、うまくバランスを取れれば年収を大幅に引き上げることができます。

私の毎月の掛け持ち収入はこちらで公開しています。