地方で薬剤師として掛け持ち勤務をしている私が、「どうやって掛け持ち先を見つけたのか」を正直に書いていきます。
現在、私はパートで3〜4ヶ所の薬局に勤務しています。最初の1ヶ所を見つけるまでは不安でしたが、実際に動いてみると思ったより選択肢はありました。同じように「掛け持ちを始めたいけど、どうやって求人を探せばいいの?」と悩んでいる薬剤師さんに向けて、私のリアルな経験をまとめました。
薬剤師の掛け持ち求人を探す方法【4つのルート】
1. 薬剤師専門の転職・求人サイトを使う
一番手っ取り早いのは、薬剤師専門の求人サイトに登録することです。
薬剤師専門サイトを使うメリット:
- パート・アルバイト・単発など雇用形態で絞り込める
- 「掛け持ちOK」「週1〜2日OK」などの条件で検索できる
- 地図から自宅近くの求人を探せる
- 担当コンサルタントが条件交渉を代わりにやってくれる
私が実際に使ったのは複数のサイトですが、地方でも意外と求人数は豊富でした。特にパート・時短勤務の需要は高いため、「すぐ埋まってしまう良い求人」が出てくることもあります。こまめなチェックが大事です。
ポイント: 複数サイトに登録して、求人の幅を広げましょう。同じ薬局でもサイトによって掲載条件が違うことがあります。
私が実際に使ったのはファルマスタッフ・マイナビ薬剤師・ヤクジョブの3社です。それぞれ特徴が異なるので、2〜3社まとめて登録しておくのがおすすめです。
💊 私が実際に使った・おすすめの薬剤師求人サービス
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▶ ファルマスタッフ
調剤薬局のパート・掛け持ち求人が豊富。担当者のサポートが丁寧で、条件交渉も代行してもらえます。 -
▶ マイナビ薬剤師
大手ならではの求人数と手厚いサポート。「週1〜2日OK」「掛け持ちOK」の条件でも検索しやすい。 -
▶ ヤクジョブ
薬剤師専門の求人サイト。パート・アルバイト求人が多く、地方でも使いやすい。
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2. 一般求人サイト・ハローワークも併用する
「薬剤師専門サイト以外は意味ない」と思いがちですが、実はマイナビ・リクルートなどの一般求人サイトやハローワークにも薬剤師のパート求人が出ています。
特に個人経営の薬局は、専門サイトへの掲載料を抑えるためにハローワークや地域の一般サイトに出しているケースも。地方だからこそ、こういった隠れた求人が見つかることもあります。
3. 同業者のネットワークを活用する
薬剤師の世界は意外と狭いです。「掛け持ちしたい」「週1〜2日働ける職場を探している」と周りの薬剤師仲間に話しておくと、思わぬところから情報が入ってきます。
私も実際に、知人の薬剤師から「うちの薬局、人手が足りてなくてパート探してるよ」と声をかけてもらったことがあります。求人サイトに出ていない案件もあるので、人脈はあなどれません。
4. 気になる薬局に直接問い合わせる
通勤圏内に「ここで働いてみたいな」と思う薬局があれば、直接電話やメールで問い合わせてみるのもアリです。「現在パート募集はされていますか?」と一言聞くだけでOK。
求人を出していなくても「ちょうど人を探していた」となることもあります。勇気がいりますが、やってみる価値はあります。
私が掛け持ち先を選ぶときに確認した条件
実際に求人を見るとき、私が必ずチェックしていた条件はこちらです。
| チェック項目 | 私の基準 |
|---|---|
| 通勤距離 | 車で30分以内 |
| 勤務日数 | 週1〜2日から相談可能か |
| 時給・月給 | 相場(地方時給2,000〜2,500円)以上か |
| 掛け持ちOKか | 明示されていなくても確認する |
| 職場の雰囲気 | 見学で必ず確認する |
| 調剤システム | 慣れていないものでも研修があるか |
「掛け持ちOK」の明示がない求人でも、聞いてみると意外とOKなことが多いです。 最初から諦めずに確認することをおすすめします。
見学は絶対に行くべき理由
求人票だけでは分からないことが、現場に行くとすぐ分かります。
- スタッフ同士の雰囲気(ピリついていないか)
- 調剤の忙しさ(受付件数・患者数)
- 駐車場・更衣室など設備
- 管理薬剤師・先輩の人柄
私は条件が良さそうでも、見学で違和感を感じた職場はお断りしました。逆に「ここ良さそう」と感じた職場は、実際に働いてみても長く続けられています。
履歴書なしで「見学だけ」を申し込むことも可能です。 「応募の前に一度見学させていただけますか?」と伝えれば、多くの薬局は対応してくれます。
給与交渉のコツ
「もう少し時給を上げてもらえませんか」と交渉するのは、正直気が重いですよね。でも、やってみると意外と通ることもあります。
交渉しやすい言い方の例:
- 「他にも検討している薬局があるのですが、時給〇〇円なら入れます」
- 「前職の時給が〇〇円だったので、同条件であればぜひ」
- 「週2日から始めて、慣れたら日数を増やしたい」
掛け持ちの場合は「今の職場を辞めなくていい」という精神的余裕があるので、強気に交渉できます。これは掛け持ちならではのメリットです。
私自身、入職時の交渉で時給を上げてもらえた経験があります。言わなければ交渉されないと思っている薬局も多いので、臆さず伝えてみましょう。
正社員 vs 掛け持ちパート、どちらがいい?
「掛け持ちより正社員一ヶ所のほうが安定するのでは?」という疑問はよく受けます。正直に言うと、どちらが良いかは人によります。
正社員のメリット:
- ボーナス・退職金がある
- 社会保険が整っている
- キャリアの安定感
掛け持ちパートのメリット:
- 合わない職場があれば辞めやすい
- 複数の職場で経験が積める
- 収入の調整がしやすい(働く日数を増減できる)
- 時給単価が高いケースもある
私の場合は、たまたまパートのほうが合う職場に出会えて、今の掛け持ちスタイルに落ち着きました。結果的に「複数の職場に行けて気分転換になる」「それぞれの職場で学べる」という副産物もあって、今は掛け持ち自体を楽しんでいます。
まとめ:行動あるのみ
薬剤師の掛け持ち求人は、動けば必ず見つかります。
- 専門サイト・一般サイト・ハローワークを並行して探す
- 気になったら見学を申し込む
- 給与交渉は遠慮しない
- 掛け持ちOKか必ず確認する
最初の一歩を踏み出す勇気が一番大事です。私も最初は「本当に掛け持ちできるのか」と不安でしたが、実際に始めてみたら収入も増えて働き方の選択肢も広がりました。
掛け持ちの収入についてはこちらの記事で毎月公開しています。参考にしてみてください。