「薬剤師は収入が安定しているし、貯金だけでいいんじゃないか」——ずっとそう思っていました。でも、ある日から考え方が変わりました。

地方で薬剤師をしながら年収1,000万円を目指している私が、NISAを始めたきっかけと、最初に何をしたかを正直に書きます。

NISAを始める前の私:「貯金派」だった

これまでの私は典型的な貯金派でした。毎月コツコツ積み立てて、それで安心していました。

でも、ある時からスーパーで買う食材の値段が上がり始め、「去年より同じものが高くなっている」という感覚が続くようになりました。

そこで気づいたのが、インフレのことです。

物価が毎年1〜2%上がる時代に、銀行の普通預金の金利は0.001〜0.02%程度。つまり貯金しているだけで、実質的にはお金の価値が毎年目減りしている状態でした。

比較 金利/リターン
銀行普通預金 約0.02%/年
物価上昇率(近年) 約2〜3%/年
NISA(オルカン長期平均) 約5〜7%/年(目安)

「貯金は安全」ではなく、「貯金だけだと損をする時代」になっていることに気づきました。

NISAを始めたきっかけ

周りの薬剤師仲間がNISAを始めているという話を聞くようになり、「なんとなく難しそう」「失敗したら嫌だ」と感じつつも、勉強し始めました。

調べてみると、NISAは思ったより難しくありませんでした。

NISAの基本

  • 年間360万円まで非課税で投資できる
  • 運用利益に税金がかからない(通常は約20%課税される)
  • いつでも売却・引き出しができる
  • 元本は保証されないが、長期・積立・分散で安定しやすい

「これをやらない理由がない」と感じ、2026年1月からスタートしました。

最初に何を買ったか

最初は何を買えばいいか全くわかりませんでした。調べた結果、初心者の私が選んだのはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」です。

選んだ理由は3つです。

  1. 全世界に分散されている → 1本で世界中の株に投資できるので一番シンプル
  2. 信託報酬(手数料)が超低い → 年0.05775%という業界最安水準
  3. 長期リターンの実績がある → 世界経済の成長に連動する

毎月の積立額と実際の運用状況はこちらで公開しています。

薬剤師こそNISAを始めやすい3つの理由

NISAを始めてから気づいたのは、薬剤師という職業はそもそも投資・資産形成と相性がいいということでした。周りの薬剤師仲間にも投資を始めている人が増えてきていて、その背景を考えてみると3つの理由が見えてきます。

🏦
理由① 安定収入があるから「次」を考えやすい
投資の基本は「余裕資金で長期運用」。薬剤師は国家資格職で毎月安定収入があるため、「この余裕分を投資に回そう」という思考になりやすい。
🔬
理由② 理系の思考が長期投資と相性がいい
日常業務でデータ・根拠をもとに判断するクセがついている薬剤師は、感情に流されず数字で判断するインデックス投資と自然に合っている。
📅
理由③ まとまった時間を勉強に使える
薬局勤務はカレンダーに近い休日が取りやすい。年末年始・GW・お盆に投資の本を読んだり口座を設定したりする時間が生まれやすい。

薬剤師の収入水準も「投資の元手」として有利

参考までに、薬剤師の年収目安は以下のような水準です。

キャリアステージ 年収目安
新卒〜3年目 400〜500万円
5〜10年目 500〜650万円
管理薬剤師・役職 600〜750万円
掛け持ちパート(地方) 時給2,000〜3,000円

日本の平均より高めですが、「急激に上がる職業」ではありません。だからこそ、働く収入だけに頼らず、投資で資産を育てるという発想が生まれやすいのだと感じています。

NISAをこれから始める薬剤師さんへ

薬剤師は収入が安定している分、「今のままでいい」と思いやすい職業かもしれません。でも、だからこそ資産形成を早く始めるメリットが大きいと感じています。

  • 毎月一定の積立ができる収入がある
  • 長期投資ほど複利の効果が大きい
  • 掛け持ちや副業で積立額を増やす余地がある

私は薬剤師としての本業収入だけでなく、投資・副業・節税の三本柱で年収1,000万円を目指しています。その進捗はこのブログで毎月公開中です。

まとめ

「貯金だけで大丈夫」という時代は終わりつつあります。薬剤師として安定した収入があるなら、その強みを活かして早めに資産形成をスタートさせるのがおすすめです。

NISAは難しくありません。まず証券口座を開いて、月1万円からでも始められます。「完璧に理解してから」ではなく、「始めながら学ぶ」でいい——私の経験からそう実感しています。


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