2026年6月、日経平均株価がついに7万円の大台に乗せました。

史上最高値の連日更新、TOPIXも初の4000超え。

投資をしている人もしていない人も、ニュースで「最高値」の文字を何度も目にした月だったと思います。

今回は、この歴史的な上げ相場がなぜ起きているのかを整理しつつ、その熱狂の中で私自身がどう考え、どう動こうとしているのか——ゆくゆくは書いていこうと思っている個別株(日本の高配当株集め)の話にもつなげて書いていこうと思います。

日経平均は何が起きているのか

2026年6月、日経平均は歴史的な節目を次々と突破しました。

6月16日には取引時間中に史上初めて7万円台に到達。

日銀が政策金利を1.0%へ引き上げた後も上昇は止まらず、6月17日の終値は約6万9900円と、3営業日連続で最高値を更新しました。

同じ日にはTOPIXも初めて4000を超えています。

(※株価は日々動くので、最新の数字はYahoo!ファイナンス等でご確認ください。この記事は6月中旬時点の状況をもとに書いています。)

ほんの数年前まで「バブル期の高値38915円をいつ超えるか」と言われていたのが嘘のような景色です。

なぜここまで上がったのか——4つの追い風

今回の上昇は、ひとつの理由ではなく、複数の好材料が重なった結果です。

私なりに4つに整理しました。

ひとつめは、地政学リスクの後退

米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名し、原油価格の下落が続きました。

原油高による物価上昇・景気減速の懸念が和らぎ、投資家がリスクを取りやすくなりました。

ふたつめはAI・半導体株のけん引

米国のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新する中、東京エレクトロンやアドバンテスト、キオクシアといった日本のAI・半導体関連株に買いが集中しました。

みっつめは円安

1ドル150円前後の円安が続き、トヨタをはじめとする輸出企業の収益を押し上げました。

海外投資家から見ても、円安は日本株を割安に見せます。

よっつめは海外マネーの流入と企業改革

コーポレートガバナンス改革による株主還元(増配・自社株買い)の強化が評価され、海外投資家の買い越しは2026年累計で10兆円を超える規模に達しました。

この4つが同時に効いたことで、歴史的な急騰になったわけです。

ただし、冷静に見ておきたいこと

ここからは、私のスタンスの話も少し含みます。

正直に言うと、私はこの相場を、手放しでは喜んでいません。

理由は2つあります。

ひとつは、「全面高に見えて、実は恩恵が偏っている」こと。

日経平均は突出して上昇していますが、TOPIXやグロース市場など他の指数は相対的に出遅れている場面もありました。

日経平均は値がさ株(株価の高い一部の銘柄)の影響を受けやすい指数なので、「日経平均7万円=全部の株が絶好調」ではない。

恩恵はAI・半導体など一部に集中しています。

もうひとつは、相場の合言葉が「乗り遅れるな(FOMO)」になっていること。

FOMOはFear Of Missing Out、取り残される恐怖です。

この言葉が市場を支配し始めると、私はむしろ警戒します。

これまで書いてきた私の失敗——金高騰のニュースに釣られてゴールドプラスを買い、宇宙の口コミに乗って宇宙開発ファンドを買った——は、すべて「乗り遅れたくない」という気持ちから始まっていたからです。

熱狂しているときこそ、自分の頭で考える。

これは過去の反省から得た、数少ない確かな教訓です。

上げ相場の中で、私が今やっていること

では、最高値相場の中で私は何をしているか。

答えは「お祭りを追いかけるのをやめて、足元を固める」です。

具体的には、これまでグロース(成長株)中心だった私の投資を、日本の高配当株を地道に集める方向にシフトしています。

理由はシンプルです。

値上がりを狙うグロース投資は、相場が崩れたときに大きく沈みます。

一方、配当を出してくれる高配当株は、株価が下がっても配当という形でリターンが入り続ける。

最高値圏で「いつ調整が来てもおかしくない」と感じているからこそ、株価の上下に一喜一憂しすぎない、配当という"果実“を軸にした投資に魅力を感じているのです。

もちろん、最高値圏では高配当株も買われていて、配当利回りは下がりがち。

だから焦って一気に買うのではなく、相場が落ち着いた局面や、個別に出遅れている銘柄を、時間をかけて拾っていくつもりです。

ゆくゆく話したい「個別株編」

というわけで、このブログは今後(ゆくゆくは)個別株のお話も含んでいこうと思います。

これまでは投資信託(インデックス・テーマ型)の話が中心でしたが、ここからは私が実際に集めている、あるいは狙っている米国株や日本株を取り上げていけたらなと思っています。

日経平均7万円という歴史的な節目は、皮肉にも「お祭りに乗らず、自分の軸を持つ」ことの大切さを教えてくれました。

※本記事は私個人の見解と投資方針をまとめたものであり、特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。また相場見通しは将来を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。


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