これまでの記事では、ゴールドプラスやテック、宇宙開発といった"攻めのサテライト“ばかり書いてきました。
でも、私のポートフォリオの本当の主役は、地味だけど大事な「コア」の部分です。
今回は、土台を支えるインデックス投資信託7本と、そこに至るまでに私がした遠回り——信託報酬を知らずに買い、あとから乗り換えた話——を書いていこうと思います。
これから投資を始める人に一番伝えたいことも、最後に。
私のコアは7本
まず、土台にしている投資信託7本を地域ごとに並べます。
今回ご紹介するのは、すべて投資信託です。
| ファンド名 | 地域 | 役割 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界 | 最初に買った全世界型(最初だけ) |
| 楽天・プラス・オールカントリー株式 | 全世界 | 上と同じ中身を低コストで |
| 楽天・プラス・S&P500 | 米国 | 私のメインの土台 |
| 楽天・VTI(全米株式の投資信託) | 米国 | 米国市場まるごと |
| VWO(新興国株式の投資信託) | 新興国 | 新興国に投資 |
| eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 新興国 | 新興国を投資信託で |
| eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 日本 | 日本株。ごく少額 |
地域でいうと、全世界・米国・新興国・日本がひととおりそろっています。
なぜ「eMAXIS Slim」と「楽天プラス」が両方あるのか
一覧を見て「同じような全世界型が2本あるな」と気づいた方もいるはず。
これは戦略というより、私の遠回りの結果です。
投資を始めたばかりの頃、私は正直よく分かっていませんでした。
とりあえずランキング上位で人気だった「eMAXIS Slim」シリーズを買っておけば間違いないだろう、と。
実際、eMAXIS Slimは優秀なシリーズなので、その選択自体は悪くありません。
ところがしばらくして、「信託報酬(保有中ずっとかかるコスト)」の存在と、その差が長期では効いてくることを学びました。
そして調べてみると、私がメインで使っている楽天証券では、同じ中身でより信託報酬の安い「楽天・プラス」シリーズが出ている。
それを知ってからは、同じ内容のファンドは楽天・プラス系で買うようにしました。
結果、先に買ったeMAXIS Slim版と、あとから買い足した楽天・プラス版が、両方手元に残っているわけです。
中身はほぼ同じなので、これは正直、整理対象だなと思っていますがまだそのまま保有しています。
メインはS&P500、次点でオルカン
7本ある中で、私が一番の土台と考えているのはS&P500(楽天・プラス・S&P500)です。
次点が楽天・オールカントリー。
理由はシンプルで、長期投資について調べていくと、たいてい行き着くのが「広く分散された、信頼性の高いインデックスを長く持つ」という結論だったから。
これはまさにNISA向きですよね。
S&P500とオルカンは、その王道中の王道です。
奇をてらわず、世界経済・米国経済の成長にそのまま乗る。
これがコアの役割だと納得しています。
日本株(TOPIX)はごく少額
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、初めてのNISAのつみたて投資枠で少しだけ買ったもので、保有額は全ファンド中いちばん少ないくらいです。
というのも、オルカンを持っていれば、その中に日本株も含まれている。
だから「日本株だけを別途厚く持つ必要はないかな」というのが、今の正直な感覚です。
TOPIXは"つみたての練習"の名残のような位置づけになっています。
正直なモヤモヤ——NISAこそ長く持てるものを選ぶべきだった
コアを振り返って、いま一番感じている反省がこれです。
私は投資の世界に、ほとんど考える間もなくいきなり飛び込みました。
あれもこれも気になって、勢いで色々買ってしまった。
その結果が、これまで書いてきた19本という散らかり具合です。
特に悔やんでいるのが、NISA口座での銘柄選び。
NISAは非課税メリットを活かすために、本来は長期でじっくり保有してこそ。
だからこそ、最初から「10年20年と安心して持ち続けられるもの」をNISA枠に入れておくべきでした。
なのに当時の私は、よく分からないまま色々な投信をNISAでも買ってしまった。
ただ、過ぎたことを悔やんでも仕方ないので、方針は決めています。
NISA枠が埋まるまでは、慌てて売らずに保有を続ける。
非課税枠を無駄にせず、まずは枠を使い切る。
そのうえで、その先の整理はあらためて考えていく——そういうスタンスです。
これから投資を始める人へ
もし、これから投資を始める誰かがこの記事を読んでいるなら、伝えたいことはひとつです。
最初はS&P500か、オルカン1本で十分です。
私のように19本も持つ必要はまったくありません。
むしろ、いきなり飛び込んで考える間もなく色々買ってしまうと、あとで重複や整理に頭を悩ませることになります(まさに今の私です)。
まずは王道のインデックスを1本、コツコツ積み立てる。
物足りなくなって、自分なりの考えが固まってきてから、少しずつ"攻め"を足していけばいい。
遠回りした私だからこそ、これは胸を張って言えます。
土台はシンプルでいい。
シンプルなほど、長く続けられます。
色々な方が言っていますが、市場に長く居続けることが大事だと学びました。
まとめ
私のコアは、全世界・米国・新興国・日本に分散した7本。
メインはS&P500とオルカンで、土台としての方向性は間違っていないと思っています。
一方で、信託報酬を知らずに買った重複や、勢いで増やしたNISAの銘柄など、整理すべき"遠回りの跡"も残っています。
それでも、コアがしっかりしているからこそ、サテライトで多少遊んでも大崩れしない。
土台の大切さを、改めて実感しています。
※本記事は私個人の保有実績と判断をまとめたものであり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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