このブログでは、地方で薬剤師として掛け持ち勤務をしながら年収1,000万円を目指す記録を公開してきました。
記事が増えてきたので、ここで一度、全体の戦略を1本にまとめておこうと思います。
「薬剤師で年収1,000万円って、本当に可能なの?」
そう思った方に、私が実際にやっていること・その結果の数字・これからの計画を、この記事から全部たどれるようにしました。
まず現在地:年換算で約944万円
結論の数字から。
2026年1月〜5月の収入実績はこうなっています。
| 月 | 合計収入 |
|---|---|
| 1月 | 657,392円 |
| 2月 | 842,319円 |
| 3月 | 875,518円 |
| 4月 | 726,694円 |
| 5月 | 833,278円 |
5ヶ月合計で3,935,201円、月平均は約787,040円。
単純に12ヶ月換算すると約944万円で、目標の1,000万円まで残り約56万円/年というところまで来ました。
→ 詳しくは【中間まとめ】掛け持ち薬剤師の月収公開(1月〜5月)で。
薬剤師の平均年収は約500〜600万円と言われるので、平均よりだいぶ上に来ています。
特別な資格や役職があるわけではありません。
やっているのは、これから書く4つの柱の組み合わせです。
戦略の全体像:4つの柱
私の戦略はシンプルで、この4つだけです。
| 柱 | 内容 | 役割 |
|---|---|---|
| ① 労働収入の最大化 | 掛け持ち勤務・時給交渉 | 年収の土台。即効性が一番高い |
| ② 投資 | NISA・投資信託・高配当株 | 将来の資産と第二の収入源 |
| ③ 節税 | 確定申告・ふるさと納税・iDeCo | 稼いだお金を守る |
| ④ 副業 | ブログ運営 | 小さく育てる第三の柱 |
ひとつずつ、実際にやってきたことを紹介します。
柱①:労働収入の最大化——掛け持ちという働き方
年収1,000万円への一番の推進力は、掛け持ち勤務です。
私は正社員ではなく、複数の調剤薬局を掛け持ちするパート薬剤師として働いています。
「パートのほうが正社員より稼げるの?」と思われそうですが、薬剤師の場合、地方ではパート時給のほうが正社員の時間単価より高いことが珍しくありません。
複数の職場を組み合わせることで、1ヶ所勤務では届かない月収になっています。
ポイントは3つあります。
1つめは、時給の高い職場を選ぶこと。
薬剤師のパート時給は職場によって大きく違います。
相場を知らないまま働くのは、それだけで損です。
→ 薬剤師パートの時給相場はいくら?地方・都市部の比較と高時給の見つけ方
2つめは、時給交渉をすること。
パートでも交渉はできます。
私は実際に交渉して時給を上げてもらいました。
3つめは、働き方の選択肢を広く持つこと。
私は正社員→派遣→掛け持ちパートと働き方を変えてきました。
派遣薬剤師は時給が高く、掛け持ちの一部として組み込むのも有力です。
→ 派遣薬剤師として働いた体験談|メリット・デメリットを正直に話します → 薬剤師が掛け持ち先を見つけた方法|求人の探し方をリアルに語ります
なお、掛け持ちや高時給の求人探し・時給交渉には転職サービスを使っています。
どのサービスをどう使い分けているかは、こちらにまとめました。
柱②:投資——稼いだお金に働いてもらう
労働収入には、体がひとつという限界があります。
だから、稼いだお金の一部を投資に回しています。
土台はNISAでのインデックス積立(オルカン・S&P500)。
→ NISAで何を買う?薬剤師がオルカンを選んだ理由【初心者向け】
そこから好奇心で手を広げ、投資信託は19本まで増えました(増えすぎた反省も含めて全部公開しています)。
→ 保有している投資信託、ぜんぶ見せます|コア7本+サテライト12本の全リスト
最近は、日経平均7万円という熱狂の中で、日本の高配当株をコツコツ集める方向にシフトしています。
→ 日経平均7万円という歴史的な日|お祭り相場の中で私が個別株に向かう理由
個別株で200万円超の含み損を経験した失敗談も、包み隠さず書いています。
→ 個別株で200万円超の含み損を経験した薬剤師の失敗談と学び
投資はすぐに年収を押し上げるものではありませんが、配当が積み上がれば、労働に依存しない収入の芽になります。
柱③:節税——稼ぐほど大事になる「守り」
収入が上がってくると、税金と社会保険料の重さを実感します。
稼ぐ力と同じくらい、守る力が大事。
これは掛け持ちで収入が増えてから、身にしみて感じていることです。
私がやっているのは、この3つです。
確定申告——掛け持ち薬剤師は、2ヶ所目以降の給与があるため確定申告が基本的に必須です。以前は税理士さんにお任せしていましたが、昨年初めて自分でe-Taxで申告しました。
→ 掛け持ち薬剤師の確定申告|税理士任せだった私が初めてe-Taxで申告した話
ふるさと納税——実質2,000円の負担で返礼品がもらえる制度。収入が上がるほど使える枠が増えるので、掛け持ち薬剤師とは相性抜群です。
→ 薬剤師のふるさと納税活用術|掛け持ちだとワンストップ特例が使えない話
iDeCo——掛金が全額所得控除になる、老後資金づくりと節税を兼ねた制度。投資を始めた今年から、私も加入しました。
→ 薬剤師がiDeCoを始めた理由|NISAとの違いと「節税しながら積み立てる」という選択
柱④:副業——このブログも柱のひとつ
そして4つめの柱が、いま読んでいただいているこのブログです。
毎月の収入公開・投資記録・薬剤師の働き方について発信しながら、アフィリエイトなどでの収益化に取り組んでいます。
正直、まだ「柱」と呼ぶには細い芽です。
でも、労働収入とも投資とも違う、自分の経験がそのまま資産になる場所として、コツコツ育てています。
4つの柱、どの順番でやるべき?
もし「これから年収を上げたい」という薬剤師さんがいたら、私がおすすめする順番はこうです。
まず柱①(労働収入)から。
時給相場を知る→交渉する→必要なら職場や働き方を変える。
ここが一番即効性があり、投資の元手もここから生まれます。
次に柱③(節税)。
確定申告・ふるさと納税は、収入が上がった瞬間から効果が出ます。
やるかやらないかだけの差です。
そのうえで柱②(投資)。
生活防衛資金を確保したら、余剰資金でNISAから。
最初はオルカンかS&P500の1本で十分です(19本持っている私が言うのだから間違いありません)。
柱④(副業)は余力があれば。
すぐには稼げませんが、始めるのが早いほど有利です。
まとめ:1,000万円は「分解すれば」届く数字
年収1,000万円と聞くと遠く感じますが、分解するとこうなります。
- 掛け持ちで労働収入を最大化する(現在の主力)
- 時給交渉・働き方の見直しで単価を上げる
- 投資で第二の収入源を育てる
- 節税で手取りを守る
- 副業の芽を育てる
私は現在、年換算で約944万円。
残り約56万円は、月4〜5万円の積み増しで届く距離です。
このブログでは、達成までの過程を毎月の数字とともに公開し続けます。
うまくいったことも、失敗も、きれいごとなしで。
同じように「薬剤師だけど、もっと稼ぎたい」と思っている方の地図になれば嬉しいです。
※本記事は私個人の経験と考えをまとめたものです。収入・投資の成果を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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